日々の掃除に欠かせないアイテムの掃除機。毎日のように使うため、寿命はどのくらいか気になるという人も多いでしょう。この記事では掃除機の寿命と、長く使うためのコツ、故障した時の処分方法をご紹介します。
こんにちは。
コブツマニアの榛田(はりた)です。部屋を綺麗にしてくれる掃除機ですが、使用頻度が多いため寿命が気になるという人もいるでしょう。この記事では、掃除機の寿命を徹底解説します。
目次
掃除機の寿命
使い方や機種によって変わりますが、多くの掃除機は約7年程で寿命をむかえます。掃除機の部品も製造終了から6年保有されますが、その後は部品交換や修理が難しくなります。
タイプ別でみると、紙パック式の掃除機は寿命が長く15年程、ダストカップに直接ごみをためることができるサイクロン式は6~8年程、本体カプセルにごみを溜めるカプセル式は10年程と言われています。
掃除機の故障のサインは、以下の通りです。
- 1、動かないもしくは頻繁に止まってしまう
- 2、吸引力が弱くなる
- 3、コードの巻き取りが遅い
- 4、焦げ臭い匂いがする
それぞれの詳細をみてみましょう。
動かないもしくは頻繁に止まってしまう
掃除機の電源が入らない、頻繁に止まってしまうということがある場合は、内部やコードが故障もしくは劣化している可能性があります。
ただし、掃除機にはモーターが熱くならないよう保護装置が搭載されているため、その機能により一時的に止まることもあります。その場合は、30分程放置し様子をみてみると良いでしょう。
吸引力が弱くなる
吸引力が弱い場合も、故障もしくは寿命をむかえている可能性があります。ただし、紙パックを交換していない、ダストカップやノズルにごみが溜まっている場合も吸引力は弱くなりますので、溜まったごみを出す、ノズルのお手入れをしてから吸引力を確認してみましょう。
コードの巻き取りが遅い
紙パック式など、充電式ではなくコンセントを挿して使用する掃除機の多くは、ボタンを押すと一気にコードが巻き取られます。しかし故障した場合は、コードの巻き取りが遅くなってしまいます。巻き取り時にコードのねじれがないか確認し、それでも巻き取りが遅い場合は故障や寿命のサインと言えます。
焦げ臭い匂いがする
使用する際に焦げ臭い匂いがしたり、本体が異常に熱くなったりした場合も故障や寿命の恐れがあります。またそのまま使い続けることで、発火の恐れもありますので、すぐに使用をやめ、コードも抜いておきましょう。
掃除機を長く使うためのコツ
寿命があるとはいえ、できれば長く使いたいという人も多いでしょう。ここからは掃除機を長く使うためのコツをご紹介します。
ごみを溜め過ぎない
紙パックやダストカップにごみが溜まったまま使用するとモーターに負担をかけてしまうので、こまめにごみを捨てるようにしましょう。
正しい充電を行う
充電式の掃除機の場合、誤った方法で充電を続けるとバッテリーが劣化してしまいます。例えば充電しないまま放置していると過放電が起きてしまうため、使用時間に関わらず、掃除が終わったら必ず充電するようにする。使用後は本体の熱が冷めてから充電するなどの注意点がありますので、取扱説明書に記載されている正しい方法で充電しましょう。
コードは黄色テープまで
紙パック式などコードを巻き取る掃除機の場合、コードを引き出すのは黄色テープまでにすると良いです。赤いテープ部分は「これ以上引き出せない」、黄色テープ部分は「ここまで引き出す」という目印です。使用の際は、常に黄色テープまで出すようにしましょう。
衝撃を与えない
どのような機械も衝撃を与えてはいけません。掃除機も使用する際は、衝撃を与えないように注意が必要です。床に置く時もゆっくり置く、壁にぶつけないようにするなど心がけましょう。
手入れはこまめに行う
手入れをこまめに行うことで寿命が長くなることもあります。掃除機の先端に絡みついた髪の毛や埃などのごみを取り除く、ノズルのごみを取り除く、接続部分を拭く、フィルターは軽く水洗いするなど定期的に手入れをしましょう。
故障した掃除機を処分する方法
寿命をむかえ、故障してしまった掃除機。どうやって処分したら良いか分からないという人も多いでしょう。掃除機の処分方法は以下の通りです。
- 1、自治体の処分方法
(1)粗大ごみもしくは不燃ごみで出す
(2)小型家電リサイクル対象の場合 - 2、家電量販店に引き取ってもらう
- 3、不用品回収業者に依頼する
それぞれの詳細をみていきましょう。
自治体の処分方法
自治体で掃除機を処分する場合、まず掃除機の大きさを確認しましょう。30cm以下の物であれば不燃ごみ、30cm以上の物であれば粗大ごみとしている地域や、小型家電リサイクルの対象品目としている地域もあります。自治体によって対応が異なりますので、自治体ホームページで掃除機の処分方法を確認しましょう。
粗大ごみもしくは不燃ごみで出す
掃除機は粗大ごみと分類している自治体も多いです。
粗大ごみは以下の方法で出します。
(1)自治体ホームページから粗大ごみ受付センターに連絡し、掃除機を捨てたい旨連絡します。その際大きさなども伝え、ごみ処理費用を確認します。
(2)最寄りの郵便局もしくはコンビニでごみ処理券を必要枚数購入します。
(3)ごみ処理券に必要事項を記入し、掃除機に貼り付け指定場所に置きます。
30cm以下の小さい掃除機の場合、不燃ごみで出しても良いとしている自治体もあります。その場合、不燃ごみ用のごみ袋が必要な地域もありますので、お住まいの地域で出し方を確認しましょう。
小型家電リサイクルの対象の場合
掃除機を小型家電リサイクルの対象としている自治体もあります。その場合は、市役所や図書館、家電量販店などに設置されている小型家電リサイクルBOXに入れましょう。地域によって設置場所や回収方法が様々ですので、事前に確認しましょう。
家電量販店に引き取ってもらう
新しい物を買い替える場合は、古い物を引き取ってくれる店舗も多いです。ヤマダ電機、ケーズデンキ、エディオン、ヨドバシカメラ、ジャパネットたかたなど、大手は掃除機の引き取りを実施しています。店舗によっては下取りを実施しているところもあり、費用は500円~3500円程度です。店舗によって費用、サービス内容が異なりますので、事前に問い合わせしておくと良いです。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者とは、家庭で使わなくなった家具や家電、不用品、ごみをまとめて回収してくれる業者です。指定した日に自宅まで取りにきてくれるので、大型の物や重量のある物、大量のごみも手間をかけずに処分できます。
ただし、1点だけで依頼すると費用が高くつくことがありますので、数点まとめて依頼すると良いでしょう。
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まとめ
掃除機の故障・寿命のサインや長く使うためのコツ、故障した際の処分方法をご紹介しました。掃除機は日常において使用頻度が多いため、長く使うための工夫や寿命のサインをよくチェックしておきましょう。また、もし故障してしまった場合は、処分方法を確認し、自分に合った方法で正しく処分しましょう。
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