車やスマートフォン、パソコン、電動自動車などで使用されるバッテリー。ほとんどの地域でごみとして回収していないため、どうやって処分したら良いか分からないという人は多いでしょう。この記事では、バッテリーの処分方法を種類別でご紹介します。バッテリーの処分に悩んでいるという人はぜひチェックしてみましょう。
こんにちは。
コブツマニアの榛田(はりた)です。私たちの生活に欠かせない車やスマートフォン。これらに搭載されているバッテリーは、発火の恐れもあり、普通のごみとして処分することはできません。この記事ではバッテリーを処分する方法や注意点などを種類別でご紹介しています。
目次
バッテリーの処分方法
バッテリーは、車、モバイル、パソコン、電動自転車などに搭載されています。どのバッテリーも発火の恐れがあるため、「特殊ごみ」とされ、ほとんどの自治体でごみとして回収していません。また不法投棄すると罰金などの刑が課せられるため、正しい処分方法をしっかり確認した上で、処分する必要があります。
- 1.車のバッテリーの処分方法
- 2.モバイルバッテリーの処分方法
- 3.パソコンバッテリーの処分方法
- 4.電動自転車バッテリーの処分方法
それぞれの処分方法をみてみましょう。
車のバッテリーの処分方法
車の場合、バッテリーの性能が落ちると、エンジンがかかりづらいといった不具合が生じるため、品種にもよりますが、2~3年で状態を確認し、交換すると良いでしょう。
車のバッテリーの処分は、
- 1.バッテリー交換を依頼する際に処分してもらう
- 2.新しいバッテリー購入の際に引き取ってもらう
- 3.ガソリンスタンドに引き取ってもらう
という方法があります。
バッテリー交換を依頼する際に処分してもらう
ディーラーやカーショップ、ガソリンスタンドにバッテリーの交換を依頼すると、古い物を処分してくれます。工費がかかりますが、交換と処分を同時にやってもらえるので、安全です。また車に合った性能の良いバッテリーを教えてもらうこともできます。
新しいバッテリー購入の際に引き取ってもらう
自分でバッテリーの交換をする際は、自動車パーツ販売店など新しいバッテリーを購入する店舗に古い物を持っていくと処分してもらえます。費用は0~500円程度です。
ガソリンスタンドに引き取ってもらう
ガソリンスタンドではバッテリーの引き取りも行っています。費用は0~1000円程度です。費用やサービス内容はガソリンスタンドによって異なりますので、事前に問い合わせすると良いでしょう。
車のバッテリーを処分する際の注意点
車のバッテリーは、取り外した状態でも微量の水素ガスが発生しているため、作業から処分までは常に火気厳禁です。またショートしたり発火の恐れがあるため、廃バッテリーの端子には絶縁テープを巻いておくようにしましょう。火傷や失明、爆発の恐れがあるので、バッテリーの解体は絶対してはいけません。
モバイルバッテリーの処分方法
今やスマートフォンは多くの人が利用している必需品と言えます。そのため外出時などにモバイルバッテリーを使用している人も多いでしょう。モバイルバッテリーは乾電池式と充電池式があり、充電池式の物はごみとして捨てることができません。
モバイルバッテリーの処分は、
- 1.携帯キャリアショップで引き取ってもらう
- 2.リサイクルボックスに入れる
- 3.リサイクルショップで売る
- 4.フリマアプリで売る
という方法があります。
携帯キャリアショップで引き取ってもらう
大手携帯キャリアショップでは、不要のモバイルバッテリーの回収をしています。この方法はその場で店員に渡すだけで良いので、手間もかからず、安心・安全に処分できます。
ただし、モバイルバッテリーやスマホを購入した店舗でなければ回収ができないなど、全ての店舗で回収しているとは限らないので、事前に問い合わせすると良いでしょう。
リサイクルボックスに入れる
バッテリーにリサイクルマークもしくはNi-Cd(ニカド電池)、Ni-MH(ニッケル水素電池)、Li-ion(リチウムイオン電池)の記載がある物はリサイクルボックスに入れることができます。リサイクルボックスは、市役所や図書館、スーパー、家電量販店、大型のホームセンターなどに設置されています。ボックスに入れる際は、ボックス内でショートすることを防ぐために、絶縁してから入れるようにしましょう。
(絶縁方法:プラス極、マイナス極の金属端子をビニールテープで覆い絶縁。もしくはビニール袋に入れ、封をしっかり止める)
リサイクルショップで売る
購入した年数や種類、使用頻度によっては、リサイクルショップで売ることもできます。その際は「PSEマーク」がついている物でないと買い取ってもらえないので、お持ちのバッテリーを確認しましょう。また、残量が分からないなどの理由で買取りを断られるケースもありますので、事前に問い合わせしておくとスムーズです。
フリマアプリで売る
モバイルバッテリーを、安く気軽に手に入れたいと考えている人もいるため、モバイルバッテリーをフリマアプリで売ることもできます。フリマアプリで売る場合は、買い手とトラブルにならないためにも残量や年数を正確に記載しましょう。また発送の際は、精密機器のため、緩衝材や水漏れ防止などの対策が必要です。
パソコンバッテリーの処分方法
昨今、リモートワークも増え、ノートパソコンを使用している人も多いでしょう。パソコンのバッテリーは、「フル充電しても、以前より長く持たなくなった」と感じたら、寿命が近いサインです。
パソコンのバッテリー処分は、
- 1.リサイクルボックスに入れる
- 2.メーカーや家電量販店に引き取ってもらう
という方法があります。
リサイクルボックスに入れる
市役所や家電量販店、大型のホームセンター等に設置されているリサイクルボックスにパソコンのバッテリーを入れることができます。他のバッテリー同様、絶縁して入れるようにしましょう。
メーカーや家電量販店に引き取ってもらう
パソコン自体を処分したいと考えている場合は、メーカーや家電量販店に引き取ってもらうのも手です。バッテリーをつけたまま引き取ってもらえるので、手間がかかりません。また引き取りは無料としているところもありますので、お使いのメーカーやお近くの店舗に費用やサービス内容を事前に確認してみると良いでしょう。
電動自転車のバッテリー処分方法
電動自転車を処分する際は、バッテリーを外して処分しなければなりません。
電動自転車の処分をお考えの際はこちらの記事も参考にしてみてください。
電動自転車のバッテリーを処分するには、
- 1.購入した店舗やメーカーに回収してもらう
- 2.リサイクル協力店で引き取ってもらう
という方法があります。
購入した店舗やメーカーに回収してもらう
自転車を購入した店舗や同じメーカーを扱っている店舗に回収してもらうことができます。もしくはメーカーに直接回収を依頼することもできます。新しい自転車に買い替える際は、回収費用は無料~500円程度、回収だけを依頼する場合は1000円程度の費用がかかります。費用やサービス内容は店舗・メーカーによって異なりますので、事前に確認しておきましょう。
リサイクル協力店に依頼する
一般社団法人JBRCに問い合わせると、最寄りで回収しているリサイクル協力店を検索することができます。協力店にバッテリーを持っていき、回収してもらうことができます。
不用品回収業者に依頼する
バッテリーの処分を不用品回収業者に依頼することもできます。不用品回収業者とは、家庭で使わなくなった家具や家電、不用品、ごみなどをまとめて回収してくれる業者です。こちらの都合に合わせて自宅まで回収に来てくれるため、大型の物や大量のごみも手間をかけずに処分できます。
ただし、1点だけで依頼すると費用が高くつくことがありますので、いくつかまとめて依頼すると良いでしょう。また、なかには危険物のためバッテリーの回収は行っていない業者もありますので、依頼する際は回収が可能かチェックしておきましょう。
私たちコブツマニアでもバッテリーの回収を行っています。(バッテリーの種類に関してはご相談ください)
具体的な費用が知りたい方はぜひ無料見積もりをご利用ください。たった10秒で簡単に相場がわかりますよ。
\簡単♪ 10秒で完了!/
まとめ
バッテリーの処分方法を車、モバイル、パソコン、電動自転車といった種類に分けてご紹介しました。バッテリーは発火の恐れもありますので、安全な処分方法をきちんと把握し、ご自分に合った方法で正しく処分しましょう。
大阪/兵庫/京都/奈良関西全域対応!
「とりあえず料金が知りたい」という方は、フォームの必要事項をご記入ください。 無料で見積もり金額をご案内いたします。