夏休みの自由研究、何にしようか迷いますよね。今回ご紹介するのは、酸性やアルカリ性水溶液の性質を使ったお掃除実験。材料は百均でカンタンに手に入ります。お掃除用のスプレーを自分で作って、アルカリ性や酸性の汚れに対してどんな効果があるのか観察してみましょう。
こんにちは。
コブツマニアの榛田(はりた)です。重曹やクエン酸を使って手作り洗剤を作って実際に使ってみることで、どんなものが酸性でどんなものがアルカリ性なのかを知ることができます。夏の大掃除のついでに自由研究も済ませてみてはどうでしょう?
6年生の自由研究にオススメな「水溶液の性質」とは
酸性・アルカリ性を初めて習うのは小学校6年生。リトマス紙を使った実験を覚えている人もいるでしょう。
実はあのリトマス紙、百均で買うこともできるのです。
加えて、今回作る洗剤の材料である重曹とクエン酸はそれぞれ酸性・アルカリ性の性質を持っています。そして、酸性・アルカリ性といった属性は、日頃お掃除で出会う汚れにもあるのです。
酸性の汚れは、キッチンの油汚れ、人の垢など。アルカリ性の汚れは、湯垢、水垢、石鹸カスなどです。
「重曹」は、アルカリ洗剤。
→反対の「酸」の汚れを落とすのが得意
・キッチンの油汚れ、人の垢など。
「クエン酸」は、酸性洗剤。
→反対の「アルカリ」の汚れを落とすのが得意
・湯垢、水垢、石鹸カスなど。
酸性はアルカリ性に強く、アルカリ性は酸性に強いという法則を、汚れを落とすことを通して実感できますよ。
材料はぜーんぶ百均でOK!
この実験で使う材料は全部百均で売っています。まずは材料を紹介します。
【材料】
- ・重曹
- ・クエン酸
- ・リトマス紙
- ・スプレー容器(2つあったほうが便利です)
- ・水
作り方
重曹水とクエン酸水を作ります。
■重曹水の作り方
水100ccに対して重曹小さじ1
■クエン酸水の作り方
水100cc+クエン酸小さじ半分
それぞれスプレー容器に入れて振るだけ。完成です!
実は重曹水とクエン酸水は、百均で重曹スプレーとクエン酸スプレーとして販売もされています。より実験感を出したい時は、最初から作ったほうがいいでしょう。
本当かどうか試してみよう!
完成品にリトマス紙をひたして確認してみましょう。
重曹水はアルカリ洗剤なので赤いリトマス紙が青に、クエン酸水は酸性なので青いリトマス紙が赤になります。
作った洗剤が余ったら夏の大掃除にチャレンジしてもいいかもしれませんね。
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