テレビは解像度や薄型化が年々進化しており、性能の良い製品が次々に登場します。それに伴い値段も下がっているので、買い替えるスパンも短くなっているのではないでしょうか。
新しいテレビを買う時には、今使っているテレビを売ってお金に換えることができれば嬉しいですよね。この記事では、テレビの査定の3大ポイントを解説し、テレビをできるだけ高く売るためのコツと売りに出す時の注意点をお伝えします。
テレビを売ることを考えている皆さんはぜひ参考にしてください。
目次
高く売れるのはどんなテレビ?査定の3大ポイントとは
テレビを買い取ってもらうためには、不具合がないことが前提になります。映像がきちんと映るか、音声が問題なく聞こえるか、リモコン操作に不具合がないかなど、使用に問題がないことをあらかじめ確認しておく必要があります。
ここからはテレビに不具合がないという前提で、テレビの査定額を決める3つの要素を解説します。
テレビの年式:新しい方が高く売れる
テレビに限らず、家電は新しいほど高く売れます。つまり、テレビの製造年を表す「年式」が新しく、最近のモデルであるほど、高い買取価格がつくと言えます。
基本的に、テレビを買い取ってもらえるのは製造から5年以内と考えておきましょう。これはテレビに限らず、多くの買取業者が設定している一般的な家電の買取可否の基準です。
最近の薄型テレビの年式は、本体の背面に貼られているシールに記載されているのが一般的です。また一昔前のブラウン管タイプのように厚みのあるテレビは、側面に記載されている場合が多いようです。
タイプとインチ数:大きい液晶テレビが高く売れる
テレビの買取価格に影響する2つ目の要素は、テレビのタイプと大きさです。近年広く普及しているのは液晶、プラズマ、有機ELの3種類で、これらは映像の質感や画面の構造に違いがあります。
たとえば、液晶テレビはバックライトのおかげで常に明るく、プラズマテレビは一つひとつの画素が発光するので黒色が引き締まって見えるといった、映像面での違いがあります。また、有機ELは形状が一際薄いといった構造の違いがあります。
この3種類の中では、解像度やサイズの選択肢が多い液晶テレビが最も人気があるため、高く売れる傾向にあります。サイズが大きいほど高値がつくと言われており、おおまかな買取相場として1インチ約500円が目安になります。
プラズマテレビは液晶テレビほど人気はありませんが、スポーツやアクション映画など動きの激しい映像をなめらかに表現できるため、一部のユーザーに根強い人気があります。もし売るのであれば、リサイクルショップよりもネットオークションの方が高値がつきやすいでしょう。
稀にブラウン管テレビを売ろうと考えている人もいますが、基本的には売れません。ただし、レトロなインテリアとして欲しがる人もいますので、プラズマテレビ同様に、オークションに出品するのも一案です。
メーカー:日本メーカーの方が高く売れる
テレビの査定の3つ目のポイントは、メーカーです。SHARPやTOSHIBAなど、日本の有名メーカーのテレビの人気が高いので、海外メーカーの製品と比べて高く売れる傾向にあります。
国内主要メーカーのテレビを一部ご紹介します。
- ・AQUOS(SHARP)
- ・BRAVIA(SONY)
- ・VIERA(Panasonic)
- ・REGZA(TOSHIBA)
誰もが一度は耳にしたことのある商品ばかりですね。
また、海外メーカーでも韓国のLGエレクトロニクスの製品は人気があるので、買い取られやすい傾向にあります。国産品よりも価格が安いため、安価な製品を求める層に支持されているようです。
テレビを少しでも高く売るためのコツと注意点
テレビの買取価格を大きく左右する年式やサイズ、メーカーなどは変えられません。しかし、手持ちのテレビを少しでも高く売るために、できることもいくつかあります。特に、B-CASカードの手続きは、価格に大きな影響を与えます。
ここでは、テレビの買取価格を上げるためのコツを2つご紹介し、B-CASカードの手続きについて詳しく解説します。
コツ1:外箱や付属品を保管しておく
どんな家電でも付属品が揃っていると高価買取につながりやすくなりますが、特にテレビは外箱があると査定に有利です。
外箱にはテレビの仕様や注意事項が書かれているため、査定の際に考慮されるという理由もありますが、リサイクルショップで販売する時に箱の有無で売れ行きに差が出るようです。外箱は大きくて邪魔ですが、売却を視野に入れるなら保管しておきましょう。
リモコンやコード類、取扱説明書も揃えて保管しておけば、査定額アップが期待できます。
コツ2:掃除をしてきれいにする
当然ながら、使用感の少ない綺麗なテレビの方が高く売れますので、できる範囲で掃除すべきでしょう。
テレビの背面やコードについたホコリなどは雑巾で拭き取れば問題ありませんが、液晶画面は傷がつきやすいので、画面の掃除には液晶画面用クリーナーなどを使用するようにしてください。特に、ティッシュペーパーは目が粗く、画面を傷つけるおそれがあるので、画面の掃除への使用は避けましょう。
また、テレビの内部に入り込んだホコリの掃除には、エアスプレーが便利です。分解は故障の原因になりかねないので、分解せずエアスプレーで吹き飛ばしましょう。
【注意点】B-CASカードの使用者変更手続きをする
テレビを売るときは、B-CASカードの使用者変更手続きを忘れないようにしましょう。
B-CASカードとは、地上デジタル放送の視聴に必要なICカードです。台紙に貼り付けた状態で同梱されており、単体では販売されていません。
本来、B-CASカードが付いたテレビを売るときは、カードをB-CAS社に返却したり、自身で切断して破棄したりします。これはカードの所有権がB-CAS社にあるためです。
しかし、B-CASカードがないテレビを売る場合、次の所有者がカードを再発行する手間が増えるため、買取価格が下がりやすいと言われています。そのため買取価格を少しでも上げたければ、B-CASカードの使用者変更手続きをするのが無難です。
使用者変更の申請は、B-CASカードのカスタマーセンターで受け付けています。カード裏面に書かれている20桁のB-CASカード番号を用意し、カスタマーセンターに電話しましょう。
売れそうにないテレビでもまずは相談
ここまでの解説を読んで「自分のテレビは古くて売れない」「ブランドものじゃないから売れないかも」と落胆している方もいるかもしれません。たしかに年式の古いテレビは買取が難しいですし、ブランド品でなければ高値がつきにくい傾向はあります。
とはいえ、買取は難しくても回収ならできる場合があります。たとえば、不用品買取業者に依頼すれば安く回収してもらうことも可能ですし、テレビ以外に価値のある家電があれば買い取ってもらうことも可能です。
わたしたちコブツマニアもテレビの買取を行なっています。ご自宅のテレビが買取対象でなくても、テレビ以外のお品物を買取したり回収したりすることもできます。まずはお気軽にご相談ください。
まとめ
テレビの買取価格は、主に年式、タイプとサイズ(インチ数)、そしてメーカーという3つの要素で決まります。製造から年数が経っておらず、人気のある液晶の大型モデルで、日本の主要メーカーのテレビであれば、高い買取価格が付きやすいと言えます。
お使いのテレビが上記を満たしていなくても、外箱や付属品を揃えておいて一緒に売ることや、綺麗に掃除をすることで、買取価格を上げることは可能です。また、査定額を下げないためにも、テレビを売る時にはB-CASカードの使用者変更手続きを済ませておきましょう。
単体では買取対象にならないようなテレビでも、他の商品とまとめて出すことで買い取ってもらえる場合もあります。まずは業者に問い合わせてみてはいかがでしょうか。
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