廃タイヤは他と比べても大きなサイズのゴミですが、粗大ゴミとしては処分できません。そのため、不要になったタイヤを処分したいけれど、何ゴミとして処分すれば良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか。また廃タイヤは大きく場所をとるので、早く処分したいですよね。
本記事では、廃タイヤの処分方法と費用相場、できるだけ高く買い取ってもらうコツについて紹介していきます。
タイヤの状態によっては買い取ってもらうこともできるので、廃タイヤの処分に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
こんにちは。
コブツマニアの榛田(はりた)です。ほとんどの自治体では、廃タイヤの処分を受け付けておらず、粗大ゴミとして処分できないため、適切な処分方法がわからない方も多いはず。本記事では廃タイヤの適切な処分方法や費用相場、さらにできるだけ高く買い取ってもらうコツまでご紹介します。
目次
自治体では処分できない
廃タイヤは大きく場所をとるので、できるだけ早く処分したいはず。
しかし廃タイヤは「適正処理困難物」に指定されており、一般的なゴミとは異なる方法で処分する必要があります。
タイヤの他にもテレビ・冷蔵庫・ピアノなど、自治体や個人での処分が難しいものが「適正処理困難物」に指定されています。
自治体の中には、追加料金を支払えば回収してくれるところもありますので、各自治体のホームページから確認してください。
タイヤを処分したあとはリサイクルされる
処分方法を見ていく前に、廃タイヤが「適正処理困難物」に指定されている理由について解説します。
廃タイヤの多くは、処分された後にリサイクルされています。
日本自動車タイヤ協会が2019年に発表したデータでは、埋め立てられた廃タイヤはたった1%です。
廃タイヤ燃料の需要は高く、それに応えるためには廃タイヤに適正な処理を施す必要があるのです。また、燃料として利用した後に出る灰は、コンクリートを作るための材料や着色料として使用できます。
廃タイヤはリサイクルすることで、私たちの生活を支える大切な資源となるため、「適正処理困難物」に指定されているのです。
廃タイヤを処分する方法
廃タイヤを処分する方法は、ガソリンスタンドでの処分やタイヤ販売店・カー用品店での処分などさまざまです。
ここからは、廃タイヤを処分する6つの方法を紹介していくので、自分に最適なものをみつけてみてください。
有人のガソリンスタンドで処分する
身近な方法の一つとして、有人のガソリンスタンドで引き取ってもらうというものがあります。
ガソリンスタンドでは、パンクなどの被害に遭った方に向けてタイヤ修理のサービスを設けている可能性が高いです。
傾向として、大手のガソリンスタンドのほとんどはタイヤ引き取りサービスを提供しています。
しかし、全てのガソリンスタンドでサービスを提供しているわけではないので、事前に確認が必要です。
また費用も、ガソリンスタンドによって異なるので、いくつかチェックしてみるとよいです。ガソリンスタンドで処分する際の費用相場は、タイヤ1本あたり1000円ほどを目安にしておきましょう。
タイヤ販売店やカー用品店に持ち込む
廃タイヤはタイヤ販売店やカー用品店に持ち込んで、処分してもらうことも可能です。
一般的にはタイヤの買い替えと同時に、引き取ってもらうことになります。ガソリンスタンドと同じように、費用は店舗によって異なるので、近所の店舗を確認してから出向きましょう。
タイヤ販売店やカー用品で処分する際の費用相場は、タイヤ1本あたり約500円です。
車を購入したお店で引き取ってもらう
車を購入したお店で引き取ってもらうことも可能です。
店舗によっては廃タイヤのみ回収してくれるところもありますが、タイヤ交換と同じタイミングでの引き取りが一般的です。
中古車販売店の方が正規販売店よりも、比較的安く引き取ってもらえる可能性が高いです。
また、普段から利用している店舗であれば、価格交渉もしやすいでしょう。自動車販売店で処分する費用相場は、タイヤ1本あたり500円ほどです。
整備工場などで処分する
廃タイヤは整備工場で処分することも可能です。
他の処分方法よりも安い価格で引き取ってくれるため、できる限り費用を抑えたい方におすすめです。
整備工場で処分する際の費用相場は、タイヤ1本あたり250~550円です。工場によっては無料で引き取ってくれる場合もあります。
リサイクルショップやフリマアプリやオークションで売却する
ここまで、お金を払って廃タイヤを処分する方法をご紹介してきましたが、状態によっては売却することも可能です。
売れやすい傾向にあるのは「製造年が新しいタイヤ」「希少価値が高いタイヤ」「人気の高い銘柄のタイヤ」「未使用のタイヤ」です。
リサイクルショップでは未使用または製造年数が3年未満のタイヤであれば、買い取ってもらえる可能性が高くなります。
反対に中古のものは状態が分かりづらく劣化している可能性が高いため、人気がないので買い手も少ないです。
しかし、ホイール付きであれば価値があるので、リサイクルショップによっては「ホイール付きであれば買取可能」としている場合もあります。
また、フリマアプリやオークションで売却するという方法もありますが、出品や発送に手間がかかり、個人間の取引になるためトラブルに繋がる危険性もあります。
基本的には業者に頼むのが安全といえるでしょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼するのも、ひとつの手段です。
タイヤの数が多い場合や大きく持ち運べない場合は、自宅まで回収に来てくれるので、おすすめの方法です。
また廃タイヤだけでなく、その他の不用品も同時に回収してもらえるので、まとめて回収して欲しい物がある場合は、不用品回収業者の利用がおすすめです。
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できるだけ高く買い取ってもらうコツ
廃タイヤを処分する際には費用が発生することが多いですが、せっかくであれば買い取ってもらい、尚且つ高い値段がついたほうがお得です。そこで最後に、廃タイヤをできるだけ高く買い取ってもらうコツをご紹介します。
購入時の付属品を一緒に売る
タイヤを購入した際に付いていた説明書や付属品を一緒に査定してもらうことで、買取価格が高くなります。タイヤを購入した時点で、買取時に備えて付属品はしっかりと保管しておきましょう。
不要になったらすぐに査定してもらう
廃タイヤは製造年数が新しいものほど需要が高いので、使わないタイヤをそのままにしておくと、どんどん古くなってしまうため、不要になった時点ですぐに査定に出すのがおすすめです。また、タイヤを車から外した状態で保管していてもゴムの劣化は進んでいくので、注意しましょう。
時期に合った種類のタイヤを売る
タイヤには大きく分けて夏タイヤと冬タイヤの2つに分かれますが、特に冬タイヤの「スタッドレスタイヤ」は交換時期の10月~11月に需要が高まります。
需要のある時期を選んで査定してもらうことで、高価格で買い取ってもらえるでしょう。季節を先取りするイメージで売ることがポイントです。
まとめ
「適正処理困難物」に指定され、処分に手間がかかる廃タイヤですが、基本的にはプロに頼めば適切に処分してくれます。今回ご紹介した複数の方法から、利用しやすいものを選びましょう。また、タイヤの状態によっては、お金に変わることもあるので、処分する前に売却できるかどうかチェックしてみてください。
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