いらないものを捨てることがキレイなお部屋での第一歩だとわかっていてもなかなか踏み出せないという人、たくさんいますよね。
今回は、そんな方にいらないものを捨てるための心得4つと15分で部屋を片付ける方法をご紹介します。
こんにちは。
コブツマニアの榛田(はりた)です。いらないものを捨てるには、気持ちの切り替えが必要です。今回は片付けのプロである私がどういった考え方をすればいらないものが捨てられるのかお話します。
目次
いらないものを捨てる…はずが
一時期ブームになった断捨離。いらないものを捨てたり、物への執着から離れることを指します。
ですが、「いざ断捨離をやろうとしたら、捨てられない」「いつか使うかも…と思って決断できない」「捨てた後に後悔しちゃうかもと思うと捨てられない」という人も少なくありません。
日本には昔から「もったいない」という言葉があります。
国が貧しかった時代に、使える物はとことん使っていたことの名残です。
「もったいない」という言葉を、家族や友人から聞いた経験のある人も多いでしょう。
物を大切にするのはとても素敵なことです。
ただし、それが「本当に必要なもの」であるのならばの話。
いらないものを取っておいているだけだったら、それを置いているスペースが「もったいない」状態になってしまいます。
必要のない物に囲まれて暮らすのではなく、自分にとって本当に必要な物に囲まれて生活できるようにいらないものを捨てていきましょう。
まずは捨てられない理由を知ろう
何かものがある時、「捨てる」と決断するのは大変そうなイメージがありますよね。
でも、実は「捨てる」も「捨てない」も決断をしているのは同じです。
「捨てない」という判断をしたからには、何か理由があるはずです。
その理由を自分で思い返してみましょう。
「これは思い出の品だから」や「日常使うものだから」「仕事で使うものだから」という理由であれば必要なものです。逆に、
「もったいない」
「まだ使える」
という場合には、実はいらないものの可能性が高くなります。
「いらない」と判断する基準は?
必要なものは人によって違います。
では、どうすれば「いるもの」「いらないもの」を見分けられるでしょうか。その方法をご紹介します。
いただきものやプレゼント
いただきものやプレゼントって捨てにくいですよね。
けれど、もらったまま物置に置きっぱなしにしていませんか?
普段使ってるでしょうか?
趣味にあわなかったり、ただ持っているだけなら贈ってくれた気持ちに感謝してから処分しましょう。
買った時に高価だったもの
「これ、もう使わないけど、買った時に高かったからなあ…」となかなか手放せないもの。
こちらも普段使わないのならいらないはず。思い切って手放してみるのも手です。
また、絶版になってしまった本など「買った時に高かったから貴重なはず。手放せない」というものがあれば、現在の価値を確認してみましょう。
知らなかっただけで再版されていたり、価値が下がったりしていることもありますよ。
いつか使うかもしれないもの
「今は使っていないんだけど、いつか使うかも……」ととってあるもの。
「いつか」と思い続けて何年も経っていたら、それはいらないものです。
夢を叶えるための道具
例えば英語教材セットのように「こういう自分になりたい」と思って買ったもの。
日々使っているのならいいけれど、そうでなければいらないもの。
こういう時、将来の自分も否定してしまうようで捨てるのは気が引けますよね。
未練が残るようなら、せめて使うようにしましょう。
いざという時に活用できるものは除外
「断捨離をして後悔した」という人の中で多いのは、「いざという時に代わりになるものがない物まで処分してしまった」ケース。
例えばケーキのヘラや災害時のブルーシート。「いざ」という時にないと困ってしまいますよね。
ケーキを作る頻度が年に数回であっても、いざという時に活用できるものは残しておきましょう。
本当に必要なものはそもそも「捨てよう」という発想になりません。
「捨ててもいいかな」と思ったら隠してみて、生活を送り、支障がなければ「いらないもの」です。
いらないものを捨てる時のコツ5つ
いらないものを捨てるにはコツがあります。
スッキリした部屋にするために、次のことを実践してみましょう。
①まずは明らかなゴミから捨てていく
財布の中のレシートやポストに入っていたチラシなど小さなものでもOK。
まずは「捨てる」というアクションを取りましょう。
②買い直しができるものから捨てる
思い切って捨てたら実はいるものだった…なんてこともあります。
その時に、買い直しができないものだったら取り返しがつきません。
取捨選択の習慣がつかないうちは、買い直しができるもの、金額の小さいものから捨てて経験を積みましょう。
③物の圧力に屈しない
物も捨てられまいと必死です。
「物なのにそんな馬鹿な」と思いませんか?
でも、片付けをしていてこんな声がよぎった経験があるはずです。
「まだ、着れるよ…」
「使えるよ…もったいないよ…」
「高かったよ…」
「懐かしいでしょう…」
「一回も使ってないからきれいだよ…」
という物の圧力に耳を貸さないようにしましょう。
④自分に言い訳ができないよう、朝の15分を使う
夕方や夜にいらないものを捨てようと思っても、「今日は疲れているから…」と後回しにしがち。
いらないものを捨てるのって決断をしなければいけないので、実は労力がかかるんです。
だから、疲れているとはかどりません。
自分に言い訳ができないよう、朝に行いましょう。
オススメなのは、15分で27個のいらないものを捨てるという方法です。
ゴミ袋を持って、15分で家の中から27個いらないものを入れてみてください。
シンプルな方法ですが、延々と片付けをするよりもはかどりますよ。
27個集まらなくても、15分経ったらやめましょう。それだけで「15分いらないものを捨てられた」という実績が作れます。
そして、これは取捨選択のトレーニングにもなります。
15分で27個なので、迷っている時間はありません。
「いる」「いらない」というとっさの判断ができるようになります。
この判断ができるようになれば、買い物の時にも余計なものを買わなくなります。
⑤人によって大事なものは違うことを忘れずに
いらないものを捨てるのは大切ですが、あなたが手放したくないと思ったらそれは必要なものです。
「ここ数年聞いていないから」と昔よく聞いていたオーディオセットを手放したら、青春も一緒に手放してしまったようで心にぽっかり穴が開いたという人もいます。
逆にミニマリストの中には、「卒業アルバムもデジタルにして紙のものは処分した」という人も。
何が大切かは人それぞれで、あなたの大事なものはあなたにしかわかりません。
仮に他の人から見たら不要なものでも、自分が必要だと思うものは、手放さないようにしましょう。
まとめ
いらないものを捨てるにはコツがあります。
今回の記事を参考に、まずは手近にあるゴミを捨ててみましょう。
それがスッキリしたお部屋への第一歩になります。
それでも「やっぱり捨てられない……」というものが出てきたら、わたしたちコブツマニアをご活用ください。
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