ストーブは寒い冬に欠かせない暖房器具の1つです。しかしストーブの寿命は大体8~10年程度と言われており、不具合のあるまま使用を続けると種類によっては一酸化炭素が排出され一酸化炭素中毒を起こしてしまう恐れもあります。故障してしまったストーブは使用を続けず、正しく処分しましょう。
この記事では、故障してしまったストーブや使わなくなったストーブの処分方法をご紹介します。
こんにちは。
コブツマニアの榛田(はりた)です。部屋を暖かくしてくれるストーブですが、処分する際はどうすれば良いか分からないという人も多いでしょう。この記事ではストーブの処分方法を種類別でご紹介します。
目次
ストーブの処分方法
ストーブには「電気」「灯油」「薪」「ガス」など様々な種類があります。処分の際、共通する方法もありますが、それぞれ特有の処分方法もありますので、お持ちのストーブに該当する方法、自分に合った方法を確認してみましょう。
すべてのストーブに共通する処分方法は4つ
どのストーブにもあてはまる処分方法は、
1.粗大ごみとして処分する
2.フリマアプリ・ネットオークションで売る
3.リサイクルショップで売る
4.不用品回収業者に依頼する
となります。それぞれ確認してみましょう。
1.粗大ごみとして処分する
多くの自治体では、ストーブは30cm四方より小さい物は不燃ごみ、大きい物は粗大ごみという扱いになります。(自治体によって違うためお住まいの自治体ホームページ等で確認しましょう)
粗大ごみとして処分する際は、概ね以下の流れで行います。
- (1)お住まいの自治体ホームページなどから粗大ごみ受付センターに連絡します。
ストーブを捨てる旨を伝え、処分費用を確認しましょう。 - (2)最寄りの郵便局やコンビニでごみ処理券を必要な分購入し、必要事項を記入します。
- (3)処分するストーブにごみ処理券を貼り付け、指定場所におきます。
<例>大阪市の場合
大阪市では30cm以下の場合は不燃ごみ、以上の物は粗大ごみとなります。
粗大ごみではストーブは200円の処理費用がかかります。
2.フリマアプリ・ネットオークションで売る
まだ比較的新しい物、状態の良い物はフリマアプリ・ネットオークションで売ることもできます。スマホなどで売ることができるため気軽にできるのがメリットです。しかしすぐに買い手がつかないこともあるため早急に処分したい場合は向かないでしょう。
また商品の状態を詳細に記載し、写真も分かりやすく載せないと買い手とトラブルになることもありますので、注意が必要です。
3.リサイクルショップで売る
リサイクルショップに持っていき、買い取ってもらうこともできます。しかし、ストーブの場合は製造5年未満のものしか査定してもらえないところも多いため、事前に製造年とストーブの状態を確認しておきましょう。また季節物になるため、春・夏シーズンは買い取ってもらえない場合が多いです。
4.不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者とは、家で使わなくなった家具や家電、不用品、ごみなどを回収してくれる業者です。自宅まで取りに来てくれるため、大型の物があっても手間がかかりません。また物によっては買取りをしてくれる業者もあります。ただし、1点だけで依頼してしまうと費用が高くついてしまうため、不用品を数点まとめて依頼するのがお得です。
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種類別で変わる処分方法
共通の処分方法以外に、それぞれ特有の処分方法もあります。「電気」「灯油」「薪」「ガス」でどのような処分方法があるか確認してみましょう。
電気ストーブの場合
電気ストーブでは、「小型家電リサイクルとして処分する」「家電量販店に引き取りを依頼する」といった方法もあります。
小型家電リサイクルとして処分する
自治体によっては小型家電リサイクルとして処分しているところもあります。公共施設やスーパー、学校、家電量販店などに回収ボックスがありますので、そこで処分する。もしくは資源ごみ集積所に置き、決められた収集日に回収してもらうなどの方法があります。お住まいの自治体で確認してみましょう。
家電量販店に引き取りを依頼する
新しくストーブやファンヒーターを購入する場合は、古い物を引き取ってくれる店舗もあります。家電量販店によって異なりますが、処分費用は無料~1000円程度のところが多いです。事前に引き取りをしている店舗か確認しておきましょう。
<大手家電量販店の引き取り例>
ヤマダ電機→ 1050円(引き取りのみ) 買い替えの場合は525円
ケーズデンキ→ 550円 自宅まで引き取りのみの場合は別途出張費がかかる
ビッグカメラ→ 購入商品と同一商品の場合は引き取り無料
灯油ストーブの場合
灯油ストーブの場合は、共通の処分を行う場合でも他のストーブと違い様々注意が必要です。
灯油・電池は事前に取っておく
いずれの処分方法でも、発火などの恐れがあるため、灯油・電池は事前にぬいておく必要があります。灯油は夏の気温上昇や湿気などで劣化してしまうため、来シーズンまで保存はできません。すべて使い切るか、ガソリンスタンドに持っていくようにしましょう。
使い切る場合は、ストーブの説明書で安全に使い切る操作を確認しましょう。
また、ガソリンスタンドは危険物の取り扱いを行っているため安全に処分してくれますが、有料としているところもありますので、事前に連絡しておくと良いでしょう。
薪ストーブの場合
薪ストーブでは、「インテリアとして利用」「買い替えの際に引き取ってもらう」といった処分方法もあります。
インテリアとして利用する
薪ストーブの場合、インテリアやオブジェとして利用したいという人もいます。そのまま自宅でインテリアとして使うか、薪ストーブ専門店もしくはスクラップ業者。ネットオークションなどで買い取ってもらうこともできます。
買い替えの際に引き取ってもらう
新しい物に買い替え、設置してもらう際に引き取ってもらうこともできます。購入の際にあらかじめ引き取りにかかる費用などを確認しておきましょう。
ガスストーブの場合
・粗大ごみ(自治体もしくは大きさによっては不燃ごみ)
・フリマアプリ・ネットオークションで売る
・リサイクルショップで売る
・不用品回収業者で売る
といったすべてのストーブに共通する捨て方から自分に合った方法を選びましょう。
まとめ
ストーブの処分方法を「電気」「灯油」「薪」「ガス」の種類別で確認しました。自治体によって規定や処分方法も異なりますし、発火の恐れなど注意が必要な物もあります。処分する前に、自宅のストーブに合う方法を確認し、正しく安全に処分するようにしましょう。
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