古いお守りを処分する7つの方法|処分のタイミングや注意点も徹底解説

最終更新日:2023.05.16
古いお守りを処分する7つの方法

こんにちは。
コブツマニアの榛田(はりた)です。日本では、古くから厄除けや招福のために、お守りを持ち歩く文化があります。実際にお正月や旅先などで神社やお寺を訪れた際、お守りを購入した経験のある方も多いでしょう。しかし処分するとなると、適切な処分方法やタイミングを知らない人がほとんどです。今回は、お守りの適切な処分方法やタイミングについて紹介していきます。

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お守りはいつ処分するのがベストなのか

はじめに、お守りを処分するタイミングを紹介していきます。
現在持ち続けているお守りがある方は、参考にしてみてください。

お守りの効力は1年間

一般的にお守りの効力は1年間とされていることが多く、あまり長期間持ち続けることはおすすめできません。
1年間効果を出し切ったお守りには、不浄なものが溜まると言われているため、1年以上持ち続けている場合は、できるだけ早く処分することをおすすめします。
しかし、どうしても思い入れのあるお守りは、無理に処分する必要はないので、安心してください。

願いが叶った時

願いが叶い、お守りの効果を実感できた場合は、お守りが役目を終えたということなので、お守りを処分するタイミングです。
役目を終えたお守りをいつまでも持ち続けていると、よくない運気を呼び寄せると考えられています。
安産祈願や合格祈願の場合は、1年以内に結果が分かることも多いので、願い事が叶った時は、十分に感謝しお守りを正しく処分しましょう。

お守りを処分する方法

お守りを処分するタイミングについて理解できたかと思います。
ここからは、どのようにお守りを処分すれば良いか悩んでいる方に向けて、適切なお守りの処分方法を紹介していきます。

お寺や神社に返納する

一般的な決まりとして、購入した寺社でお守りは処分します。
自分のお守りが、神社のものかお寺のものか事前に確認が必要です。
どちらのお守りかわからない場合は、お守りに〇〇神社や〇〇寺と書かれているので、確認してから返納してください。

お寺に返納する

お守りに「〇〇寺」と書かれている場合は、お寺での処分が可能です。
基本的には購入したお寺で処分してもらうのですが、お寺や神社が遠くどうしても足を運べないこともあります
そのような時は、最寄りにある同じ宗派のお寺に持っていけば、異なるお寺であっても処分してくれます。
注意点として、購入したお寺と異なる宗派では、処分してもらえないこともあるので、依頼するお寺の宗派は確認しておきましょう。
わからないことは、寺務所で聞けば教えてくれます。
購入したお寺と異なる宗派では、処分してもらえないこともあり、マナー違反とされるので気をつけてください。

神社に返納する

神社に返納するお守りは「〇〇神社」「〇〇神宮」「〇〇大社」と書かれているので、持ち込む前に確認しましょう。
神社で処分する際は、お焚き上げしてもらう方法と古札納め所に返納する方法があります。
お焚き上げは、お守りや神棚などを燃やして供養することです。
古札納め所は、12月から1月の間に境内に設置されている場合や、中には1年を通して設置している神社もあります。
また、各神社によって、納められる対象が異なる場合や、古札納め所のスペースを設けていない神社もあるので、社務所などで確認してください。

寺社に行けない場合は郵送する

寺社へ直接足を運べない方は、郵送でお焚き上げの依頼も可能です。
郵送でお焚き上げを依頼する際は、「お焚き上げ希望」とわかりやすく記載しておきましょう。
しかし、お寺や神社であればどこでも対応しているわけではありません。
必ず、郵送でのお焚き上げを引き受けてくれるか、ホームページや電話などで確認しましょう。
郵送での処分を受け付けていない寺社に勝手に送ると、返ってくる可能性もあり、迷惑をかけることになるので気をつけましょう。

寺社でお守りを処分してもらう際の注意点

寺社でお守りを処分してもらう場合は、以下の点に注意してください。

  • ・購入した寺社と同じ宗派の寺社かどうか
  • ・異なる寺社のお守りを処分してくれるか

この2点を確認してから、処分を依頼しましょう。
宗派に縛られずお守りの処分を受けている寺社もあるので、気になる場合は事前に検討している寺社へ確認しましょう。

地域のどんど焼きでお焚き上げしてもらう

地域のどんど焼きでお焚き上げしてもらい、お守りを処分する方法もあります。
どんど焼きとは、毎年小正月(1月15日ごろ)に行われ、門松やしめ縄、お守りなどを燃やし、神様を炎とともに天に見送る儀式です。
地域によってさまざまな特色がありますが、1年間見守っていただいた神様に感謝することが大切とされています。
忙しくどんど焼きに参加できない方も、数日前からお寺や神社にお守りなどの納め所が設置されるため、活用すると良いでしょう。
注意点として、燃えると有害なガスが発生するため、お守りに付いているビニールやプラスチックなどは外してから、どんど焼きに持っていきましょう。

自宅で清めて可燃ゴミとして処分する

自宅で処分する際は、正しい方法でお守りを清めてから、可燃ゴミとして捨てましょう。

「自宅でできる正しいお清め方法」

  1. 1.白い半紙や和紙を広げ、お守りを上に置く
  2. 2.塩をひとつかみ持ち、左に1回、右に1回、もう1度左に1回かける
  3. 3.最後に、半紙や和紙でお守りを包み、可燃ゴミに出す

どの処分方法でも同じですが、感謝の気持ちを持ってお守りを処分してください。

自宅で処分する際の注意点

自分でお守りを清めた後、可燃ゴミとして処分する場合、生活ゴミと混ぜて捨てて良いか心配になると思います。
お守りは神聖なものなので、できる限り単体で単体での処分をおすすめします。
同じようにまとめて処分したいお守りがある場合は、一緒に捨てても問題ありません。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者に依頼するのも、ひとつの処分方法です。
不用品回収業者によっては、お守りの回収だけでなく、お焚き上げまで行ってくれる業者もあります
業者によってさまざまですが、郵送するだけで対応してくれる場合もあります。
実際にお焚き上げをしたかどうか、心配な方もいるかと思いますが、完了後は業者が知らせてくれるので安心です。

またお守りだけでなく、その他の不用品も同時に回収してもらえるので、まとめて回収して欲しい物がある場合は、不用品回収業者の利用がおすすめです。

わたしたちコブツマニアでも、お守りの引き取りや不用品の引き取りを承っております。実際の料金を知りたい方はぜひ無料見積もりフォームをご利用ください。

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まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は、お守りを処分するタイミングとその方法について解説してきました。

処分方法はいくつか紹介しましたが、どの方法でも大切なことは、1年間見守ってくださった神様に「感謝」することです。
たとえ願い事が叶わなかったとしても、感謝の気持ちを持って手放しましょう。

お守りの処分に悩んでいる場合は、わたしたちコブツマニアでも、引き取りを承っております。
「話だけでも聞いてみたい」というちょっとした相談も大歓迎です。

榛田圭悟の顔

監修:榛田 圭悟

これまでにコブツマニアで700件以上の遺品整理を担当。特殊清掃、リフォーム、骨董品買取など幅広い経験を重ねた上で知識を取得し、お客様に寄り添った仕事をモットーとしている。一般社団法人 遺品整理士認定協会「遺品整理士」を所持。

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