扇風機の捨て方|費用や手順、捨てる以外の処分方法5つを解説

最終更新日:2023.05.01
扇風機の捨て方 費用や手順、処分方法5つを解説

こんにちは。
コブツマニアの榛田(はりた)です。扇風機を処分するとき、できれば少しでも楽に捨てたいですよね。扇風機を捨てる手順や、自分で捨てる以外の方法をご紹介します。

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扇風機のような家電類は、処分方法に悩む方が多くいます。
「楽に捨てたい」「できるだけお金をかけたくない」など、処分方法にはそれぞれ希望がありますよね。
自分に最適な処分方法を見つけるためには、複数の処分方法を比較することが重要です。

壊れた扇風機の捨て方

扇風機は捨てるとき、粗大ごみに分類されます。
粗大ごみとは、一辺が30cm以上ある大型の廃棄物です。
普通ごみと違い、捨てるのに申し込みが必要で、処分にかかる手数料が発生します。
自治体にお願いできるので、安心かつ安全に扇風機を廃棄できるのが、粗大ごみとして捨てるメリットです。

扇風機を粗大ごみで捨てるのにかかる費用

扇風機を粗大ごみとして捨てる場合、処分費用が発生します。
手数料は、各自治体が廃棄する粗大ごみごとに設定しているため、住んでいる地域の料金を確認しなければいけません。
たとえば大阪市の場合、扇風機を捨てるのにかかる手数料は200円です。
200円の粗大ごみ処理手数料券を購入し、処分を依頼します。

扇風機を粗大ごみで捨てる手順

扇風機を粗大ごみで捨てる手順は、以下の4ステップです。

  1. 1.自分が住んでいる地域の自治体に粗大ごみ収集の予約を入れる(予約方法は電話・インターネット・はがきなど)
  2. 2.処分費用の「粗大ごみ処理手数料券」をコンビニエンスストアなどの販売店で購入する
  3. 3.扇風機に粗大ごみ処理手数料券を貼り付け、必要事項を記入する
  4. 4.予約した収集日に、指定の場所へ扇風機を運び出す

基本的な流れはほとんどの自治体で同じですが、収集時間や場所は各自治体ごとに異なります。
捨てる前には、必ずお住まいの地域の自治体に確認をするようにしましょう。

小型扇風機は普通ごみでも捨てられる

扇風機のなかには、手持ちや卓上で使用する小さなサイズの商品も出ています。
粗大ごみの基準である「一辺30cm以上」を満たさない小型扇風機は、燃えないごみとして捨てることも可能です。
燃えないごみとして捨てる場合、費用はかかりません。
ただし、モバイルバッテリーが内蔵されている扇風機は、燃えないごみではなくリサイクルボックスへの持ち込みの対象になる場合があります。
まずは自治体の処分ルールをご確認ください。

業務用扇風機は事業系ごみに分類される

扇風機のなかには、業務用扇風機と呼ばれる大きな扇風機も存在しています。
業務用の扇風機は事業系ごみに分類されるため、家庭ごみとして捨てることができません。
事業所で使用している扇風機を捨てたい場合は、一般廃棄物収集運搬業許可業者への依頼が必要です。
もしくは、扇風機を購入した販売店・買い替えを検討している販売店に、引き取りを依頼できる場合もあります。

自分で捨てる以外の扇風機の処分方法4つ

扇風機を自分で捨てるのには、手続きや運び出しの手間がかかります。
できるだけ楽に捨てたい方、費用を抑えて処分したい方には、他の処分方法もおすすめです。
自分で捨てる以外の扇風機の処分方法は、以下の4つです。

  • ・不用品回収業者に回収を依頼する
  • ・家電量販店に引き取ってもらう
  • ・リサイクルショップに売る
  • ・フリマアプリや地元のネット掲示板で売る

不用品回収業者に回収を依頼する

不用品回収業者では、扇風機のように捨て方に悩む家電類や、自分では捨てるのが難しい大きな家具などを回収してもらえます。
自分で捨てるよりも料金がかかりますが、扇風機以外にも、たくさんの不用品をまとめて処分してもらえるのがメリットです。
引っ越しや断捨離をすると、不用品がたくさん出ますよね。
その不用品をすべて粗大ごみで廃棄するのは手間ですし、運び出しするのも大変です。
不用品回収業者なら、たくさんの不用品もまとめて処分してもらえるので、部屋がスッキリと片付きます。

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家電量販店に引き取ってもらう

新しく扇風機を買い替えるなら、家電量販店に引き取ってもらう方法もあります。
扇風機は「小型家電リサイクル法」の対象品目です。
小型家電リサイクル法とは、不要になった家電に含まれている有用資源のリサイクルを推奨するために制定された法律のこと。
家電量販店では、小型家電リサイクル法の対象品目の引き取りをおこなっています。
家電リサイクル法対応の家電量販店のほとんどが回収対応していますが、条件や費用はお店によってさまざまです。

例として、3店舗の条件や回収費用をご紹介します。

エディオン
  • ・費用:550円
  • ・回収条件:縦+横+高さの合計が120cm以下で重さが10kg以下
  • ・依頼方法:エディオン店舗(FC加盟店は除く)に申し込み、不要な扇風機を持ち込みする
  • ・回収のみ依頼:店舗ごとに対応が異なるため、利用店舗に要確認
ヨドバシカメラ
  • ・費用:550円
  • ・回収条件:縦+横+高さの合計が100cm以下で重さが10kg以下
  • ・依頼方法:ヨドバシカメラ店舗に申し込み、不要な扇風機を持ち込みする
  • ・回収のみ依頼:回収のみ依頼する場合は、別途出張費用2,200円が必要
ケーズデンキ
  • ・費用:550円
  • ・回収条件:なし
  • ・依頼方法:ケーズデンキ店舗に申し込み、不要な扇風機を持ち込みする
  • ・回収のみ依頼:回収のみ依頼する場合は、別途出張費用が必要
家電量販店に扇風機の回収のみを依頼すると費用が割高になる

エディオンは店舗により対応が異なり、回収のみ依頼することができない場合もありますので、回収のみ依頼したい方は必ず事前にお問い合わせください。
ヨドバシカメラとケーズデンキは、回収のみ依頼する場合、別途出張費用が発生します。
回収費用が割高になってしまうため、家電量販店への引き取り依頼は、新しい扇風機を購入予定の方におすすめです。

リサイクルショップに売る

まだ使える扇風機なら、リサイクルショップに売るのも一つの方法です。
リサイクルショップに売ると、費用がかからず、売ることができればお金に換金することができます。
しかし、状態が悪かったり製造年が古かったりすると、買取してもらえないかもしれません。
状態が悪いと減額されることもあるので、売却前に掃除してきれいにすることが大切です。

フリマアプリや地元のネット掲示板で売る

フリマアプリや地元のネット掲示板を活用すれば、買取店に依頼せず、自分で扇風機を売ることができます。
自分で売るメリットは、売る料金を自分で決められることです。
少しでも高い価格で扇風機を売却したい方に向いています。
デメリットは、売れるまで自宅で在庫を抱えなければいけないため、片付くまでに時間がかかる点です。
売却が決まったら自分で発送もしなければいけないため、手間なく処分したい方には向いていません。

地元のネット掲示板では、「ジモティー」が有名です。
ジモティーは「必要なものを必要な人へ」がコンセプトのサイトで、不用品を売ったり譲ったりできます。
都道府県ごとに検索ができるため、できるだけ近場で不用品を処分したい方にもおすすめです。

まとめ

扇風機を自分で捨てる場合、多くの扇風機は粗大ごみに分類されます。
粗大ごみとして捨てるのが手間な場合は、不用品回収業者への依頼など、自分で捨てる以外の方法がおすすめです。
処分にかかる費用や手間を比較して、自分に合っている処分方法を見つけましょう。

榛田圭悟の顔

監修:榛田 圭悟

これまでにコブツマニアで700件以上の遺品整理を担当。特殊清掃、リフォーム、骨董品買取など幅広い経験を重ねた上で知識を取得し、お客様に寄り添った仕事をモットーとしている。一般社団法人 遺品整理士認定協会「遺品整理士」を所持。

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