お湯を沸かし保温しておける電気ポットはお湯を使いたい時にすぐに使えるので、とても便利な家電の一つです。そのため寿命はどのくらいか、長く使うための方法を知りたいという人も多いでしょう。この記事では、電気ポットの寿命についてご紹介しています。故障のサインやメンテナンスの方法も解説してますので、電気ポットを長く使いたい人はチェックしてみてください。
こんにちは。
コブツマニアの榛田(はりた)です。温かいお茶を入れる時、赤ちゃんのミルクを作る時などにとても便利な電気ポット。毎日使っているというご家庭も多いでしょう。この記事では、電気ポットの寿命や故障してしまった時の処分方法などをご紹介しています。
目次
電気ポットの寿命
電気ポットの寿命は大体5年程度です。使用方法によっては、1年ぐらいで壊れてしまうこともありますので、定期的なメンテナンス、正しい使い方を確認しましょう。
また、電気ポットの部品保有期間は5年間のため、製造から5年以上経過した電気ポットが故障した場合は、部品がなく修理ができない場合があります。
電気ポットと電気ケトルの違い
電気ポットと電気ケトルはどちらも電気で水を沸かす家電製品ですが、それぞれ特徴があります。電気ポットは保温機能があるため、一日中お湯を頻繁に使うご家庭で役立ちます。電気ケトルは必要な量のお湯を短時間で沸かすことができるため、朝コーヒーを飲む時だけなど使いたいお湯が少量だったり、お湯の使用頻度が少ない人が使用していることが多いでしょう。
この記事では電気ポットに焦点をあてて、解説していきます。
電気ポットの故障のサインと対策
電気ポットは水を入れる物ではありますが、電気を使う製品のため、全てが水に強いわけではありません。ポットの外側、特にスイッチ部分やコード部分が濡れないように注意しましょう。
電気ポットの故障のサインは、以下の2つです。
- 1.お湯が沸かない
- 2.水漏れしている
それぞれの詳細と対策をみていきましょう。
お湯が沸かない
お湯が沸かなくなってしまった場合は、電気ポットのヒーターの断熱や温度センサーが故障している恐れがあります。コンセントの挿し直しや蓋を閉め直すことで、沸くこともあるため、試してみると良いでしょう。
沸かない、沸騰しないという以前に電源が入らないという場合は、完全に故障している状態です。買い替えを検討しましょう。
水漏れしている
電気ポット内のゴムパッキンの劣化により水漏れが発生してしまうことがあります。そういった場合には、メーカーや家電量販店などで、新しいパッキンを購入し取り替えましょう。
ただし、製造から5年以上経過している電気ポットは、部品が手に入らないため、同じメーカーの違う機種で合致するパッキンを探すか新しい電気ポットに買い替える必要があります。
故障した電気ポットを処分する方法
故障した電気ポットを処分する方法は以下の通りです。
- 1.自治体の対応(粗大ごみの出し方や小型家電リサイクル対象の場合)
- 2.買い替え時に下取りに出す
- 3.不用品回収業者に依頼する
それぞれの詳細をみてみましょう。
自治体の対応
電気ポットをごみとして処分する際、30cm以下の大きさであれば、燃えないごみで出せる自治体も多くあります。
自治体によっては、粗大ごみ、もしくは小型家電リサイクルの対象としているところも。お住まいの地域の対応を確認しましょう。
<例:大阪市の場合>
大阪市では、電気ポットを小型家電リサイクルの対象品目としていますが、普通ごみや粗大ごみで出すことも可能です。
(1)普通ごみで出す場合
30cm以下の電気ポットは、普通ごみで出すことができます。中身の分かる透明なごみ袋に入れて、収集日に出しましょう。
(2)小型家電リサイクルの回収方法
大阪市では、電気ポットを小型家電リサイクルの対象品目としていますが、電気ポットは市役所などに設置されている回収ボックスに投入できる大きさではないため、宅配便による自宅回収を行っています。市の指定業者に申し込みし、ダンボールに詰めて、回収にきてもらいます。回収料金がかかりますので、依頼する際は、事前に費用を確認しましょう。
(3)粗大ごみで出す場合
30cm以上の大きさの場合は、粗大ごみで出します。費用は200円です。
粗大ごみの出し方
大きさが30cm以上の場合は、粗大ごみに分類されます。粗大ごみの出し方は以下の通りです。
(1)お住まいの自治体ホームページから粗大ごみ受付センターに連絡し、電気ポットを処分したい旨伝えます。その際処分費用を確認しましょう。
(2)お近くのコンビニ、もしくは郵便局で、ごみ処理券を必要分購入します。
(3)ごみ処理券に必要事項を記入し、電気ポットに貼り付け指定場所に置きます。
自治体によって対応が異なりますので、お住まいの地域で粗大ごみの対応を確認しましょう。
小型家電リサイクル対象の場合
市役所や家電量販店などに設置されている小型家電リサイクルボックスは投入口のサイズを30cm×15cmとしている自治体が多く、ボックスに電気ポットが投入できない場合があります。その際は、自治体が指定している業者に回収してもらう、または指定日にごみ収集場所で回収してもらうといった方法がありますので、自治体の対応を確認しましょう。
買い替え時に下取りに出す
家電量販店で新しい電気ポットを購入した際に古い物を下取りに出せる店舗もあります。また、小型家電の回収を行っている店舗もあります。
各店舗のサービス内容は以下の通りです。
店舗名 | サービス内容 |
---|---|
ヤマダ電機 | 不用になった小型家電の回収を実施(費用は500~1000円) |
ケーズデンキ | 不用になった小型家電の回収を実施(費用は500~1000円) |
ビックカメラ | 同商品、同数の購入で無料の下取りを実施 |
ノジマ | 同商品、同数の購入で無料の下取りを実施 |
店舗によってサービス内容や下取り金額が違うので、事前にサービス内容を確認しておきましょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者とは、ご家庭で使わなくなった家具や家電、大量のごみなどをまとめて回収してくれる業者です。指定した日に自宅まで回収にきてくれるので、大型の家具や重量のある家電、大量の不用品も手間をかけずに処分することができます。
ただし、1点だけで依頼すると費用が高くなってしまうことがありますので、いくつかまとめて依頼すると良いでしょう。
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電気ポットを長く使うためのコツ
今お使いの電気ポットを、想定される寿命よりも長く使いたいとお考えの人も多いでしょう。その場合は下記の3つのコツをチェックし実践してみましょう。
定期的にポットの掃除をする
ポット内は使用を続けると、水垢がつくことがあります。それを放置しておくと、お湯の出が悪くなったり、味が落ちてしまったりすることも。
ホームセンターやドラッグストアなどに、電気ポット専用の洗浄剤が売られてますので、取扱説明書を見ながら、週1回~月1回洗浄すると良いでしょう。その際、スポンジで洗うとのは内側を研磨してしまう恐れがありますので、使わないようにしましょう。
また、ポットの外側の汚れも故障に繋がることがありますので、月1回程度で拭くようにしましょう。
水がコンセント部分、電気部分につかないように注意する
電気ポットは水を入れて使う物ですが、あくまで家電製品なので、外側などに水がつかないよう注意が必要です。例えば、残った水を捨てる時、新しい水を入れる時は、コンセントやスイッチ部分に水がかからないように気を付けましょう。
夜間や長く使わない時は電源を切る
機種によっては、保温設定などが消えてしまうこともありますが、長く使用しない時は電源を切っておくことで、寿命が延びる可能性があります。
節電タイマーがついているポットであれば、就寝前に押しておくのも手です。
まとめ
電気ポットの寿命や故障のサイン、故障時の処分方法、長く使うためのコツ等をご紹介しました。寿命や故障のサインを知っておくことで、お使いの電気ポットの寿命を延ばすこともできるでしょう。また、故障してしまった場合は、様々な処分方法がありますので、自分に合った方法で正しく処分しましょう。
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