タイプ別食洗機の捨て方8つ|据え置き型からビルトインタイプまで完全網羅

最終更新日:2023.05.15
タイプ別食洗機の捨て方8つ|据え置き型からビルトインタイプまで完全網羅

こんにちは。
コブツマニアの榛田(はりた)です。食洗機には2つのタイプがあります。タイプごとの捨て方を理解して、自分に合った捨て方を見極めましょう。


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食洗機のような家電類は、サイズが大きいこともあり、どうやって捨てればいいのか悩む方も多くいます。
食洗機の場合、商品のタイプによって捨てる方法が異なるので、注意が必要です。
この記事では、食洗機のタイプごとの処分方法をご紹介します。
費用や特徴を比較することで、自分に合った捨て方を見つけましょう。

食洗機はタイプによって捨て方が違う

食洗機には「据え置き型(卓上型)」と「ビルトインタイプ」の2種類があります。

据え置き型は、シンク周りやテーブルなどの上に置いて使う食洗機。
ビルトインタイプと違って設置が簡単なため、賃貸物件にお住まいの方でも利用しやすいのが特徴です。

ビルトインタイプは、シンク下のキャビネットに設置する食洗機。
キャビネット内に設置するため、振動や音が気になりにくく、調理スペースを広く取れるのもメリットとなります。

2タイプは設置方法が全く異なるため、タイプによって処分方法も異なります。

据え置き型(卓上型)の食洗機を捨てる6つの方法

まず、据え置き型の処分方法からご紹介します。
据え置き型の処分方法は、以下の6つです。

  • ・自治体に回収してもらう
  • ・家電量販店に回収してもらう
  • ・不用品回収業者に回収してもらう
  • ・粗大ごみで捨てる
  • ・リサイクルショップに売る
  • ・オークション、フリマアプリで売る

それぞれの方法について、詳しくご紹介します。

据え置き型食洗機は小型家電リサイクル法の対象

据え置き型の食洗機は、小型家電リサイクル法の対象製品なので、捨てるよりもリサイクルに出すことが推奨されています。
小型家電リサイクル法とは、家電に含まれる有用素材のリサイクルを進めるための法律です。
小型家電リサイクル法の対象製品は、自治体や家電量販店にて回収を行っています。

食洗機の回収を依頼する

食洗機の回収を依頼できるのは、以下の3つです。

  • ・自治体
  • ・家電量販店
  • ・不用品回収業者

自治体・家電量販店では、小型家電リサイクル法の対象品目の回収をおこなっています。
比較的安価に処分できるため、処分費用を抑えたい方にも最適です。

不用品回収業者では、食洗機以外にも、さまざまな不用品を回収しています。
回収・引き取りを依頼すれば、自分で部屋の外に運び出す必要がありません。
重たくて運び出せない大型の食洗機でも、簡単に処分することができます。

食洗機を自治体に回収してもらう

小型家電リサイクル法の対象製品は、公共施設に設置された回収ボックスにて回収をおこなっています。
回収ボックスには投入口のサイズ上限があるため、すべての家電を投入できる訳ではありません。
そのため、食洗機のように大きなサイズの家電は、回収ボックスでの回収は難しいでしょう。
大阪市の場合、回収ボックスの投入口は15cm×30cmです。

回収ボックスで回収できない製品は、宅配便による回収を行っている自治体もあります。
回収ボックスのサイズや回収品目は、自治体によって異なるため、必ずお住いの地域の自治体に確認しましょう。

食洗機を家電量販店に回収してもらう

大手家電量販店では、小型家電リサイクル法に基づき、不要家電の回収を行っています。
新しい食洗機の買い替えと共に処分できるため、スムーズに捨てたい方におすすめな方法です。
ここからは、実際に回収をおこなっている「ケーズデンキ」「エディオン」「ビックカメラ」の回収費用や条件についてご紹介します。

ケーズデンキ

ケーズデンキの場合、家電の種類に応じて回収費用が異なります。
食洗機だと回収費用は550円(税込)です。
回収は店頭にて受け付けており、回収のために出張を依頼するには、別途出張費用が発生します。

エディオン

エディオンの場合、回収を依頼したい家電のサイズに応じて費用が異なります。
食洗機は小型家電として分類されており、回収費用は550円(税込)です。
「縦+横+高さの合計が120cm以下で重さが10kg以下」と条件があるため、この条件を超える食洗機は、小型家電ではなく中型家電として回収になります。
区分が変われば回収費用も変わりますので、依頼前にはサイズの確認をおこないましょう。

ビックカメラ

ビックカメラの場合、ビックカメラで新しい食洗機を購入することで、不要になった食洗機を回収してもらえます。
回収費用は無料です。
購入商品の配送・設置時に、不要になった食洗機を回収してもらうことになります。
商品到着時までに、引き渡しができるよう準備が必要です。

不用品回収業者に食洗機の回収を依頼する

不用品回収業者では、食洗機のような家電類や、家具・人形などさまざまな商品を回収しています。
不用品回収業者に依頼する流れは、以下の通りです。

  1. 1.業者に連絡して見積もりを依頼する
  2. 2.無料見積もりの結果を確認
  3. 3.2で見積もりに納得したら、商品の回収を行う

不用品回収業者に依頼すれば、自宅から運び出すことなく処分してもらえます。
重くて運び出せない食洗機でも、手間なく簡単に捨てられるのがメリットです。
運び出しからすべて依頼できる分、処分費用は他の方法よりも高くなります。

コブツマニアでも、家具・家電・骨董品など、さまざまな商品を取り扱い中です。
「食洗機以外にもいらないものがあるんだけど、具体的にいくらかかるの?」という場合には、カンタンに見積もりすることもできます。ご自身の不用品の回収料金相場を知っておきましょう。

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食洗機を粗大ごみで捨てる

食洗機を自分で捨てる場合、粗大ごみに分類されます。
粗大ごみとは、自治体によって基準が異なりますが、主に分類されるのは一辺が30cm以上の廃棄物です。
捨てるのには事前申請が必要で、処分費用が発生します。

食洗機は一辺が30cm以上の場合が多く、粗大ごみとして捨てるのが基本です。
粗大ごみの対象になるのは据え置き型のみで、ビルトインタイプを粗大ごみとして捨てることはできません。

食洗機を粗大ごみで捨てる流れ

食洗機を粗大ごみで捨てる際には、以下のような手続きが必要です。

  1. 1.自治体に粗大ごみ廃棄日の予約を入れる
  2. 2.食洗機を処分するのに必要な「粗大ごみ処理券」を購入する
  3. 3.1で予約した日付に、食洗機を指定場所まで運び出す

廃棄日の予約や外への運び出しが必要なため、手間なく捨てたい人には、回収を依頼する方法をおすすめします。
自治体が対応してくれるため安心感があることと、不明点があっても質問しやすいことがメリットです。
後述しますが、処分にかかる費用も、安く抑えることができます。

食洗機を粗大ごみで捨てる費用

粗大ごみで捨てる際の費用は、自治体によって異なります。
参考として、大阪市での処分費用は、400円です。
粗大ごみのルール・処分費用は、必ずお住まいの自治体に確認をおこないましょう。

食洗機を売って処分する方法

まだ新しい食洗機や、傷みが少ない食洗機であれば、売って処分するのも一つの方法です。
食洗機は清潔さを求められる家電のため、状態が悪かったり汚れていたりすると、売れない可能性が高くなります。
食洗機を売る方法は、以下の2通りです。

  • ・リサイクルショップ
  • ・オークション、フリマアプリ

それぞれの特徴をご紹介します。

食洗機をリサイクルショップで売る

リサイクルショップでは、さまざまな商品を買取・販売しています。
食洗機のような家電類以外にも、売りたい商品がある方は、オールジャンルでいろいろな商品を買取しているリサイクルショップがおすすめです。

リサイクルショップでは、オークション、フリマアプリと違って発送準備をする必要がなく、手軽に商品を売ることができます。
デメリットは、製造年数が古い食洗機だと、買取してもらえない可能性が高いことです。
発売から5~10年ほど経過してしまっていると、買取してもらえない場合があります。

食洗機をオークション、フリマアプリで売る

オークション・フリマアプリは、スマホやPCから利用可能です。
リサイクルショップと違い、売る商品の年数に制限がないため、価格を安くすれば古い食洗機でも売れる可能性があります。

オークション・フリマアプリのメリットは、自分の好きな時間に出品作業をおこなえることです。
リサイクルショップに行く時間を取れない方、近隣にリサイクルショップがない方でも、スマホやPCがあれば利用できます。
デメリットは、売れるまでに時間がかかるため、なかなか自宅が片付かない点です。
発送する方法や送料についても相手と相談しなければならず、ある程度のやり取りが必要になります。

ビルトインタイプの食洗機を捨てる2つの方法

ビルトインタイプの食洗機を捨てる際には、まずキャビネットの中から撤去しなければいけません。
水道管に接続して使用しているため、取り付け・取り外しには専門業者への依頼が推奨されています。
専門の道具がある方のなかには、自分で取り外しを行う方もいますが、細心の注意が必要です。

外す際に不備があれば、水漏れ被害が起こる恐れがあります。
賃貸の場合は、他の部屋に被害が及ぶ可能性もあるため、できれば専門業者に依頼して取り付け・取り外しをしてもらったほうがいいでしょう。

ビルトインタイプの撤去・処分を依頼できるのは、以下の2つです。

  • ・専門業者に撤去と処分を依頼する
  • ・不用品回収業者に依頼する

それぞれ詳しくご紹介します。

ビルトインタイプ食洗機の撤去と処分を専門業者に依頼する

水道関係やキッチン関係の専門業者では、ビルトインタイプ食洗機の設置・撤去・処分を行っています。
工事費用は業者によって異なりますが、おおよそ30,000~40,000円ほど。
新しいビルトインタイプの食洗機をお考えの場合は、同じタイミングで設置も依頼できるため、スムーズに買い替えを進められるのでおすすめです。

ビルトインタイプ食洗機の撤去と処分を不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者では、ビルトインタイプ食洗機の撤去・回収を行っている場合もあります。
食洗機以外にも対応範囲が幅広く、処分したい不用品がたくさんある方ほど、お得に活用できるのでおすすめです。
ビルトインタイプが対応かどうかは、業者によって異なりますので、利用したい不用品回収業者に確認をおこないましょう。

まとめ

食洗機を捨てるには、食洗機のタイプごとの対応が必要です。
卓上型の場合、捨てる方法も多く、費用も安く済む場合があります。
ビルトインタイプの場合は、撤去作業が必要なため、専門業者に依頼して撤去・回収してもらいましょう。

榛田圭悟の顔

監修:榛田 圭悟

これまでにコブツマニアで700件以上の遺品整理を担当。特殊清掃、リフォーム、骨董品買取など幅広い経験を重ねた上で知識を取得し、お客様に寄り添った仕事をモットーとしている。一般社団法人 遺品整理士認定協会「遺品整理士」を所持。

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