子どもが成長し、使わなくなる場面も多くなるチャイルドシート。処分しようと思っていても、どうやって処分したらいいか分からないという人も多いでしょう。この記事ではチャイルドシートの処分方法を5つ紹介します。粗大ごみや不燃ごみとして処分する方法や費用、リサイクルに出す場合など、自分にあった処分方法を見つけられます。
こんにちは。
コブツマニアの榛田(はりた)です。6歳未満の幼児の乗車には、欠かせないチャイルドシート。この記事ではチャイルドシートの処分方法や費用、処分するタイミングを紹介します。
目次
チャイルドシートの処分方法5つ
チャイルドシートの処分方法は大きく5つあります。
- 1. 粗大ごみとして処分する
- 2. 不燃ごみとして処分する(解体)
- 3. 売る(アプリ、オークション、リサイクルショップ)
- 4. 寄付・譲る
- 5. 不用品回収に出す
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①粗大ごみとして処分する
粗大ごみとして処分する方法です。多くの自治体ではおおむね30㎝立方体以上のものが粗大ごみに分類されます。
粗大ごみとして出すには、事前に申し込みが必要です。電話やインターネットで捨てたい品目と希望日を伝え、回収の予約をします。その後、郵便局などで処分手数料を支払い、指定された日付に所定の位置に粗大ごみを捨てます。その際、支払い済の証であるシールを貼りますが、わかりやすく目立つ場所に貼るようにしましょう。
自治体により粗大ごみとして定義される長さや大きさ、収集品目などは異なります。チャイルドシートが粗大ごみの対象かどうかは、自治体のホームページなどで「粗大ごみの品目」を確認しましょう。
一例をあげると、大阪市では最大の辺が30cm以上のごみは「粗大ごみ」になります。チャイルドシートは30㎝以上の大きさがあるため「粗大ごみ」です。
チャイルドシートの処分費用
チャイルドシートを粗大ごみに出した場合にかかる費用は、200~400円です。自治体により料金が変わりますので、お住まいの自治体のホームページで料金を確認しましょう。
粗大ごみの品目 | 粗大ごみ収集料金の相場 |
チャイルドシート(車用) | 200~400円 |
チャイルドシート(自転車用) | 200~400円 |
大阪市におけるチャイルドシートの粗大ごみ処理手数料は200円です。
②不燃ごみとして処分する(解体)
不燃ごみとして処分する方法です。チャイルドシートを解体し、30㎝を超えない大きさまで小さくできれば、「不燃ごみ」や「資源ごみ」として捨てることが可能です。
不燃ごみ収集の大きさの基準がない場合やチャイルドシートが指定のごみ袋に入る場合には、不燃ごみとして処分できる場合もあります。不燃ごみの収集基準などは、お住まいの地域の「ごみの出し方」を確認しましょう。
解体して不燃ごみとして捨てることができれば、費用がかからず手軽に処分することができます。しかし解体して小さくするには、プラスドライバーやプラスチックを切断する道具が必要になります。
またチャイルドシートのモデルや大きさによっては、解体する工具があったとしても重労働に感じたり、怪我をする恐れがあります。解体する場合には軍手や厚めの服などを用意したり、壁や床を保護するのを忘れないようにしましょう。
③売る(アプリ、オークション、リサイクルショップ)
チャイルドシートが比較的綺麗で、まだ十分に使用できる状態であれば、メルカリやヤフオクなどのフリマアプリ、リサイクルショップなどを利用し売却することもできます。
フリマアプリは売却価格を自分で設定できるのがメリットです。写真撮影や投稿、梱包と発送手続きなどが必要ですが、自分の納得する値段をつけることができます。デメリットは古いチャイルドシートは需要が少ない点、売れるまで保管をしなければいけないという点があげられます。
売却価格を安くすれば売れる可能性は高くなりますが、チャイルドシートは大きいため配送料が割高になることがあります。送料の方が高くならないようにするためにも、価格設定に気を付けましょう。また、アプリによっては地元で受け渡しを前提として取引することもできます。どのアプリを使うかもあわせて検討しましょう。
リサイクルショップやベビー用品買取専門店では、店頭への持ち込みや宅配便での送付など店舗によりさまざまな査定方法があります。フリマアプリに比べると買取価格は下がる傾向がありますが、買取価格に納得できればすぐに処分することができます。
高価買取が期待できるチャイルドシートの条件とは?
高価買取が期待できるチャイルドシートの条件は以下の3つです。
- ・年式が新しい
- ・綺麗(破損・故障がない)
- ・人気メーカー
チャイルドシートの耐用年数は5~6年、未使用でも10年程度と言われています。年式が新しいほど高価買取が期待でき、購入から5年以内の綺麗で人気メーカーのチャイルドシートは値段がつく可能性が高くなります。
具体的には、アップリカ、コンビ、マキシコシ、エールベベなどです。モデルや年式、使用感などにより異なりますが、買取価格は0~20,000円前後だと言われています。
見た目が綺麗で、付属品などが揃っているチャイルドシートも高評価されます。見た目の印象を良くするために、クッションなど取り外しができるパーツは洗濯をし、ほこりなどを落として綺麗な状態にし、付属品は揃えておきましょう。
一方でシミや汚れ、使用感が大きいチャイルドシートは買取が難しくなります。また破損や事故歴があるチャイルドシートは、安全面から買取不可になることがほとんどです。
④寄付・譲る
寄付に出す、友人や親せきなどに譲る方法です。チャイルドシートの寄付を希望している受付先は多く、子ども支援や社会貢献に協力することができます。
寄付は郵送で募っている団体が多く、発送料は自己負担となります。費用の目安として、2000~3000円程度を見ておきましょう。
自治体によってはチャイルドシートの寄付を募っている場合もあるため、近くに寄付を求めている自治体がある場合には持ち込みすることもできます。
<チャイルドシートの寄付を受け付けている団体の一例>
・セカンドライフ
https://www.ehaiki.jp/second/babycarsheet/
・丸亀市社会福祉協議会
https://www.marugame-shakyo.or.jp/activity/donation/goods.html
親せきや友人・知人に譲ることも方法の一つです。車を複数保有している場合や兄弟が生まれたなどの理由から、チャイルドシートを必要としている場合もあるため、声掛けをしてみてもいいでしょう。
⑤不用品回収に出す
不用品回収に出して処分する方法です。自宅まで取りに来てくれるため、すぐに処分したい場合や自治体での処分手続きを面倒に感じている場合には、手間をかけずスピーディーに引き取ってもらうことができます。
古いチャイルドシートだけを処分するのだけであれば、引き取り費用が割高に感じるかもしれません。
しかし、年式の新しいタイプや他の不用品と併せて処分する場合には、費用はかからず買取をしてもらえる可能性があります。まとめて処分したい場合や手間をかけずにすぐに処分したい場合は、不用品回収の利用がおすすめです。
私たちコブツマニアでも、不用品の処分を承っております。チャイルドシート以外にも処分したい不用品がある場合はぜひ無料見積もりをご利用ください。お持ちの不用品の回収料金がすぐにわかりますよ。
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チャイルドシートを処分するタイミングは?
チャイルドシートの処分を検討するタイミングは大きくわけて3つあります。ジュニアシートへの切り替え時と子どもの身長が140㎝以上になった時、そして耐用年数を超えた時です。
チャイルドシートには乳児用・幼児用・児童用の3種類があります。このうち、乳児用と幼児用は兼用で使えるメーカーが多く、児童用であるジュニアシートへの切り替えのタイミングでそれまで使っていたチャイルドシートが不要になるケースが多々あります。ジュニアシートは身長100cm、体重15kgから使用することができ、4歳くらいのタイミングで子供の成長にあわせて切り替える家庭が多いようです。
道路交通法では、6歳未満の幼児にはチャイルドシートの使用が義務付けられていますが、
6歳になっても身長が140cmに満たない場合には、チャイルドシートを使用し続けたほうがいいでしょう。
車のシートベルトは、身長140㎝以上の体格に対応できるようで設計されており、小さな子どもの体格には合わないためです。
チャイルドシートの耐用年数には、明確な決まりはありません。一般的なチャイルドシートの耐用年数は5~6年、未使用でも10年程度と言われています。
メーカーにより表記は異なりますが、チャイルドシートのモデルごとに5~10年の使用年数や標準使用期間などを設けています。兄弟がいるとチャイルドシートを使いまわすこともありますが、期間を過ぎたチャイルドシートは、使用を控えたほうがいいでしょう。
まとめ
チャイルドシートは、捨てるだけではなく売却や寄付することもできます。お持ちのチャイルドシートの年式や状態などをよく確認し、より最適な処分方法を選びましょう。
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