
趣味で写真を撮る人や、子どもの成長記録・学校行事、家族のお出かけでカメラを持ち歩く人もいます。しかし、買い替え時や故障などでカメラを処分したいと思っても、正しい捨て方が分からない、どうやって買取りしてもらえばよいのだろうとお悩みの人も多いでしょう。
この記事では、カメラの処分方法6つをご紹介しています。ごみの分別方法、下取り・買取りや不用品回収など様々な処分方法を紹介しています。
こんにちは。
コブツマニアの榛田(はりた)です。趣味や家族のために購入したカメラ。使わなくなった、故障したなどの理由で手放したくても、カメラの処分方法が分からないという人もいるでしょう。この記事ではカメラの処分方法を注意点なども含めご紹介しています。カメラの処分をお考えの際はチェックしてみましょう。
目次
カメラの処分方法6つ
カメラの処分は以下の通りです。
- 1.ごみとして処分する
- 2.新しいカメラを購入時に下取りしてもらう
- 3.カメラ専門店に買取りしてもらう
- 4.リサイクルショップに買取りしてもらう
- 5.フリマアプリで売る
- 6.不用品回収業者に依頼する
カメラはデジタルカメラとフィルムカメラに大きく分かれており、さらにコンパクトカメラや一眼レフ、ポラロイド、インスタントカメラなどの種類があります。全てのカメラでこの6つの方法の処分が可能ですが、デジタルカメラなどは小型家電リサイクル法の対象となることがありますので「1.ごみとして処分する」を検討している場合は、自治体の対応を確認してください。
処分する前にしておきたいこと
デジタルカメラの場合、メモリーカードを抜く、さらにカメラ本体に残っているメモリーなども削除しましょう。個人情報が漏れないように説明書などで操作を確認し、完全に消しておくことが大切です。また個人認証機(顔の画像データや名前、誕生日など)を設定している場合も完全に消去し、カメラを初期化すると良いです。
電池が入っている場合は、抜いて市役所やスーパーなどに設置されている電池回収ボックスに入れましょう。
ごみとして処分する
ほとんどの地域で、カメラは不燃ごみとしていますが、地域によっては普通ごみとしているところもありますので、必ず自治体の分別方法を確認しましょう。
電力を使うデジタルカメラは小型家電リサイクル法の対象としている地域も多く、その場合は、小型家電リサイクル法に基づいた自治体の処分方法を確認してください。
30cm以上の大型のカメラをお持ちの場合は、粗大ごみとして出しましょう。
小型家電リサイクル法の対象である場合
小型家電リサイクル法の対象としている地域では、以下の方法で回収していることが多くあります。
・ボックス回収→市役所や家電量販店などに設置されている回収ボックスに入れる
・ステーション回収→ごみ収集場所で資源ごみと合わせて作業員が回収する
・ピックアップ回収→ごみ収集場所に不燃ごみとして処分された物を作業員が選別し回収する
・自宅回収→市が提携している業者に依頼し、指定の段ボールに小型家電を詰めて発送する
自治体によって対応が異なりますので、お住まいの自治体の回収方法を確認してみましょう。
粗大ごみの場合
ほとんどの地域で30cm以上の大きさの物は粗大ごみとしています。
粗大ごみを出す手順は以下の通りです。
(1)自治体ホームページから粗大ごみ受付センターに連絡し、カメラを粗大ごみで出す旨伝えます。その際処分費用を確認しましょう。
(2)お近くのコンビニや郵便局などでごみ処理券を必要枚数購入します。
(3)ごみ処理券に必要事項を記入し、処分するカメラに貼り付け指定場所に置きます。
<例:大阪市の場合>
大阪市ではフィルムカメラは普通ごみ、デジタルカメラは小型家電リサイクル法の対象品目としています。小型家電は、市役所などの公共施設に設置された回収ボックスに入れるもしくは、指定の宅配便による自宅回収を実施しています。
粗大ごみとして出す場合の処分費用は200円です。
新しいカメラを購入時に下取りしてもらう
新しいカメラの購入を検討している場合は、古い物を下取りに出せる店舗もあります。店舗によってサービス内容や対応が異なるので、事前に下取り金額の確認や購入商品の検討をしておくと良いでしょう。
<大手量販店の下取りサービスの特徴>
店舗名 | サービス内容 |
ヤマダ電機 | ・下取りすることで、購入する商品の差額を支払う
・下取りすることで、ポイントも入手できる ・店頭もしくは新しい商品購入から30日以内であれば専用サイトからの申し込みも可能 ・状態の良い物は買取りも実施 |
ヨドバシカメラ | ・カメラの下取りは2,000~5,000円程度
・状態の良い物は買取りも実施 |
カメラのキタムラ | ・下取りすることで、購入する商品の差額を支払う
・対象商品を購入時に、状態・価値に関わらず一律で下取りをするサービスもある |
カメラ専門店に買取りしてもらう
専門店では、古いカメラや多少壊れているカメラでも買取りしてくれるところが多くあります。カメラの知識が豊富なため、古いカメラなども適正価格で査定してもらえます。また故障していても買取りしてくれることがあるので、外れてしまった付属品なども一緒に持ち込むと良いです。
本人確認証が必要な店舗がほとんどなので、持参するようにしましょう。
リサイクルショップに買取りしてもらう
問題なく使用できるカメラであれば、リサイクルショップで売ることもできます。しかしデジタルカメラの場合、製造年が古いと低価格もしくは買取りを断られてしまうことがありますので、持ち込む前に問い合わせすると良いでしょう。
近年デジタルカメラだけではなく、フィルムカメラや撮ったその場ですぐに写真ができるポラロイドカメラ、インスタントカメラ(チェキなど)も人気があり、中古でも需要があります。
フリマアプリで売る
問題なく使用できるカメラであれば、フリマアプリで売ることもできます。フリマアプリは、スマホで気軽に売り買いできますが、買い手とトラブルになることもあります。そうならないために、商品が壊れないように梱包・発送する、商品の状態や写真掲載を正確に丁寧に行うよう心がけましょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者とは、家庭で使わなくなった家具や家電、不用品、ごみなどをまとめて回収してくれる業者です。指定した日に自宅まで回収に来てくれるので、大型の物、重たい物、大量のごみも手間をかけずに処分することができます。ただし、1点だけで依頼すると費用が高くつくことがあるので、いくつかまとめて依頼すると良いでしょう。
私たちコブツマニアでも不用品回収を行っています。電話1本で無料の出張見積りをしており、品物によっては買取りも行っていますので、カメラやその他不用品を処分したいという場合は、お気軽にコブツマニアへご依頼ください。
まとめ
カメラの処分方法6つをご紹介しました。ごみで出す時の分別方法や、下取り、買取り、不用品回収など様々です。お持ちのカメラのタイプや状態を確認し、ご自分に合った方法で正しく処分しましょう。