引っ越しやリフォームなどで不用になった家具。粗大ごみに出すとなると、回収場所まで運び出さなければなりません。
運び出すのですら面倒なのに、大型家具を処分しなければいけないとなると「これをどうやって一人で運べばいいの・・・?」と困ってしまいますよね。
この記事では、大型家具を運び出さずに処分する方法と、それぞれの処分方法でかかる費用をご紹介します。
こんにちは。
コブツマニアの榛田(はりた)です。ここでは、運び出せない大型家具の処分にお困りの方のためにいくつか処分方法をご紹介します。
目次
1. 大型家具を解体して燃えるごみに出す
細かく解体して、家庭ごみとして出す方法です。例えば、タンスのような大きな家具も、ごみ袋に入るサイズまで解体すれば、木材として可燃ごみに出せます。
DIYが好きで工具に慣れている人におすすめの方法ですね。
ただし、解体には手間がかかるため、引越しや退去日が迫っている場合は、あまりおすすめできません。
大型家具を燃えるごみに出す費用
燃えるごみに出せるサイズに裁断すれば、回収費用は無料です。たとえば、コブツマニアのある大阪市の場合、最大の径または辺が30cm以下で燃えるゴミであれば可燃ごみになります。
ただし、分解したことでゴミ袋が大量に出た場合は、粗大ごみに該当するおそれがあります。粗大ごみの回収料金は自治体によって異なりますが、だいたい200円〜1,000円です。
ゴミに出す前に、お住まいの自治体のホームページを確認しましょう。
2. 大型家具を引き取り業者に依頼する
プロの業者に引き取りを依頼すれば、運び出しから回収まで全て行ってくれるため、大型家具がたくさんあっても問題ありません。
そのぶん費用はかかりますが、自分で作業しなくて済むので、忙しい人や大量の家具に困っている人には嬉しいサービスです。家具の買取も行っている業者に依頼すれば、費用を抑えることもできます。
家具の引き取り業者に依頼する費用
依頼する業者によって費用は異なりますが、一般的には2トン平トラックで約2万円〜3万円前後です。
粗大ごみに出すより出費は大きいですが、平トラックに乗る量ならいくらでも積めるので、不用な家具がたくさんある人に向いています。
わたしたちコブツマニアでは、買取の他に不用品の処分も一緒に行っています。いらないものをまとめて処分するチャンスです。「そういえばいらないものたくさんあったな」という時にはぜひ無料見積もりをご利用ください。
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3. 引っ越し業者に大型家具の回収を依頼する
引っ越し業者によっては、大型家具の回収を実施しています。引っ越しと同時に家具を処分したいと考えている人は、引っ越し業者に依頼するのがスムーズでしょう。
ただし、全ての引っ越し業者が家具を回収しているわけではないため、事前に確認が必要です。
引っ越し業者に依頼する費用
業者によって異なりますが、不用品1点につき3,000~10,000円程度です。引っ越しのタイミングで手放せて便利ですが、業者によっては引取不可としている家具や家電もあります。
家具を引き取ってもらいたい場合は、見積もりの時点で「何にいくらくらい処分費用がかかるのか」を確認しておきましょう。
4. 買い替えの場合は購入店に引き取ってもらう
買い替えで古い家具を処分したい人は、家具の販売店に引取りを依頼しましょう。お店によっては、処分する家具と購入する家具のメーカーが同じでないといけない点にご注意ください。
代表的なのは、ニトリ・無印良品・大塚家具・東京インテリアなどです。
購入店に引き取ってもらう費用
購入店に引き取ってもらう費用は以下のとおりです。
家具店 | 回収の対象商品 | 料金 |
ニトリ | 購入した家具(組立家具は除く)と引き取りする家具が同数量または同容量
ニトリ製品以外もOK |
3,300円(税込) |
無印良品 | 購入品と同等品及び同数の家具 | 3,000円(税込) |
大塚家具 | 購入品と同等品及び同数の家具 | 品物により異なる
チェア:550円(税込) ベッド:2,200円(税込) |
東京インテリア | 購入品と同等品及び同数の家具 | 品物により異なる
2,000円~5,000円(税込) |
上記以外でも対応しているお店はあるので確認してみましょう。
5. 出張買取を行っているリサイクルショップに買い取ってもらう
出張買取を行っているリサイクルショップに買い取ってもらう方法もあります。持ち込みとは異なり、出張買取ではお店のスタッフが自宅まで取りに来てくれるため、自分で運び出す手間がかかりません。
ただし、買取してもらえる家具は限られます。たとえば、ニトリやIKEAといった新品でも安価で購入できる家具は、中古で買う人が少なく売れにくい傾向にあります。
カリモクのような高級家具以外は売れにくいことを覚えておきましょう。
リサイクルショップに出す費用
家具の価値しだいで、収益になるか支出になるか変わります。売れれば収益になりますし、売れなければ引き取り料金を支払うことになる可能性もあります。
また、お店によっては出張費用が発生するため、買取できる家具の種類とあわせてお店に確認しておきましょう。
6. フリマアプリや地域のネット掲示板で売る
フリマアプリや地域のネット掲示板を利用するのも手です。フリマアプリならメルカリ、地域のネット掲示板ならジモティーが有名で、いずれも個人間の取引になります。
業者のように厳しく審査する人は多くないので、業者では買取不可だった家具でも買い手が見つかる可能性があります。ただし、売れるまで自宅で保管しなければならない点にご注意ください。
フリマアプリなどで売る費用
売ることができれば費用はかかりません。また、売れない家具でも「無料なら欲しい」という人はいます。まずは自宅まで取りに来てくれる人に絞って交渉してみましょう。
家具の引き取り業者を選ぶ際のポイント
家具の引き取りを業者に依頼する際は、以下の点に注意しましょう。
買取も行っている業者に依頼する
unicoやカリモク、大塚家具など人気家具や、高価アンティーク家具は売れやすい傾向にあります。しかし、不用品回収しか行っていない業者に依頼すると、価値のある家具も処分されてしまいます。
売りたい家具がある場合は、買取も行っている業者に依頼しましょう。
格安を謳っている業者には注意
「できるだけ安く済ませたい」という気持ちはわかりますが、格安を謳っている業者には注意しましょう。「オプション」と称して料金を上乗せし、多額の追加料金を請求する悪徳業者もいるからです。
見積もりの段階で、安すぎるのでは?と感じたら明細を聞き、追加料金が発生しないかしっかりと確認しましょう。
一般廃棄物運搬許可がある、もしくは許可業者と提携している
家庭から出るごみ(=一般廃棄物)は自治体の許可がないと回収できません。これは法律で定められており、違反した場合は罰金や罰則が課せられます。
不用品を回収する業者にとって便利そうな許可ですが、実は民間の業者に自治体が新たに許可を与えることは稀です。そのため、すでに許可を持っている業者と提携する業者も少なくありません。
また、このような現状を踏まえると、新規参入の業者が許可を持っているケースも少ないと言えます。
家具の回収を依頼するときは「一般廃棄物運搬許可を持っているか」もしくは「許可業者と提携しているか」を確認し、提携先の会社名までしっかりと確認しましょう。
まとめ
大型家具を運び出せない場合、時間がかけられるのであれば、「売れる家具は買い取ってもらう」「解体できる家具は細かくして捨てる」など家具によって手放す方法を変えることもできます。
できるだけ早く、ラクに手放したいという場合は、家具の引き取り業者に依頼するのがおすすめです。
わたしたちコブツマニアでも、家具の引き取りを行っています。大型家具の処分にお困りの際は、お気軽にご連絡ください。
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