縁起物として、または願いを叶えるために飾られるだるま。願いが叶ったから、ご利益の期間が終わったからなどといった理由で処分しようと思っても、どうやって処分したら良いか分からないという人は多いでしょう。この記事では、だるまの処分方法5つをご紹介します。だるまについての解説や処分するタイミングなどもあわせて解説しますので、処分に困っている人はチェックしてみてください。
こんにちは。
コブツマニアの榛田(はりた)です。合格を祈願するため、商売繁盛を願うためなどといった理由で、飾られることが多いだるまですが、処分はどうしたら良いのだろうとお悩みの人も多いでしょう。この記事ではだるまの処分方法を注意点なども含めてご紹介しています。
目次
だるまの処分方法
だるまとはそもそも縁起物として飾られていて、魔除け、病気予防などにも使われています。現在では願いごとを叶える助けをしてくれるという解釈もあります。
だるまのモデルはインド出身の仏教僧達磨大師で、座禅をしている姿を表しているためにだるまの手足部分はまるい形になっています。位の高い僧侶は赤い衣服を身につけており、達磨大師も赤い衣服を身につけていたことから、だるまも赤くされています。
今回は、そんなだるまの処分方法をご紹介していきます。
お寺や神社で供養してもらい処分してもらう
だるまはお寺や神社で供養してもらい、そのまま処分をしてもらうことができます。お寺や神社によっては、供養していないところや日にちが決まっているところもありますので、事前に問い合わせしておくとスムーズです。
また、だるまは仏教のため、本来お寺に供養してもらうのが適当であり、神社によっては断られるところもありますが、昔の神仏混合の考えで、お寺、神社どちらでも供養できる場合が多いです。
供養料がかかりますので、事前に確認しておきましょう。供養料は、大きさにもよりますが、1000円~3000円程が多いです。また、お気持ちで金額を決めてくださいとしているところもあります。
お焚き上げを頼む
お寺や神社ではお焚き上げをしているところがあり、だるまも多くの場所でお願いすることができます。費用は1000円、2000円と決めているところもあれば、供養の気持ちを払ってくださいとしているところもあるので、事前に問い合わせしておくと良いでしょう。
また、宅配で受付をしているところもあります。中には、だるま以外の物(ぬいぐるみやお守りなど)もあわせて箱に詰めて送れるところもあります。
宅配の料金は大きさによって変わり、1000円~4000円程度のところや、供養料、送料、証明書発行手数料等を含めて6000~16000円程度としているところもあります。
どんと焼きやだるま市で供養する
神社が年明けに正月飾りなどを集めて燃やし、年神様を見送るどんと焼きにだるまも一緒に焼いて良いとしているところもあります。ただし神社や地域によっては、燃やすとだるまの目がつぶれると考え、だるまを燃やすことはできないとしているところもありますので、事前に確認しておきましょう。
お寺では、だるま市をしているところもあり、供養をしてくれるので、近くのお寺で催されるか確認してみても良いでしょう。
自分で供養しごみとして捨てる
そもそも宗教や宗派、供養の方法などはまったく気にしないという人は、そのままごみとして捨てても良いでしょう。そのまま捨てることに抵抗がある人で、近くに供養等行っている場所がない、すぐに処分したいと思っているという場合は、自分で供養してごみとして捨てるのも手です。
供養の際に、お清めの塩を用意するという考えもありますが、これは本来神道においた考えであるため、仏教では必要ありません。
ただし、日本は無宗教の人も多く、神仏混合してしまっている考えや風習も多いため、仏教の葬儀で塩を渡されることもあります。また、お清めの塩は地域や家庭の風習になっていることもありますので、ごみとして出す場合は、自分の宗教や宗派、地域によって合わせるのが良いでしょう。
だるまは多くの自治体で、燃えるごみもしくは粗大ごみ(30cm以上の大きさの場合)としています。ごみの分別や出し方は地域によって異なりますので、お住まいの自治体ホームページでごみの出し方を確認しましょう。
粗大ごみで捨てる方法
粗大ごみの出し方は以下の通りです。
- (1)自治体ホームページから粗大ごみ受付センターに連絡し、だるまを捨てたい旨伝えます。その際、大きさも伝え、処理費用を確認しましょう。
- (2)最寄りのコンビニまたは郵便局で、ごみ処理券を必要枚数購入します。
- (3)ごみ処理券に必要事項を記入し、処分するだるまに貼り付け、指定場所に置きます。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者とは、家庭で使わなくなった家具や家電、大量のごみなどをまとめて回収してくれる業者です。都合の良い日時に自宅まで回収に来てくれるので、大型の物、重量のある物なども手間なく処分できます。
ただし、1点だけで依頼すると高くつくことがありますので、いくつかまとめて依頼すると良いでしょう。
私たちコブツマニアも不用品回収を行っています。だるまは、提携しているお寺でお焚き上げしてもらうことも可能です。てっとり早く費用相場を知りたい場合は最短10秒でできる無料見積もりをご用意しておりますのでぜひお試しください。
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だるまを処分するタイミングと注意点
だるまを飾ってからどのくらいで処分するのか、処分する時に注意する点は何か解説します。
だるまを処分するタイミング
だるまは、ご利益を授かったら処分します。また、ご利益期間は1年間という考えがあり、願いが叶わなくても区切りをつけ、一年間の感謝の意をこめて処分するのが良いとされています。
だるまを処分する時の注意点
だるまは、願掛けで左目、願いが叶ったら感謝の気持ちで右目を書くとされていますが、願いが叶わなかったからといって右目を書かないまま供養しない方が良いとされています。
地域や家庭によって宗教や宗派、風習が異なりますので、気になる人は事前に確認しておくと良いでしょう。
まとめ
だるまの処分方法5つをご紹介しました。お寺や神社で供養してもらう方法や、自分で供養しごみで捨てる方法など様々です。
家庭の宗教や宗派、地域の風習などをしっかり確認し、自分に合った方法で処分しましょう。
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