年に一度、お盆の時期だけ必要になる盆堤灯。長年使っていると壊れて処分することもあるでしょう。この記事では、盆堤灯の処理方法を4つご紹介しています。
こんにちは。
コブツマニアの榛田(はりた)です。近年、核家族化により、お盆や盆提灯について知らない方が増えています。特に、昔購入した仏具が壊れてしまったが、どうすればいいのかわからない方は多いのではないでしょうか。この記事では、盆提灯の処分方法をご紹介しています。
盆提灯には2種類ある
盆提灯には大きく分けて二つの種類があります。一つは絵柄が入っている盆提灯、もう一つは絵柄の入っていない白い盆提灯です。
盆提灯には、迷うことなく故人の霊がお家へ戻ってくるための目印としての役目やお世話になった故人への冥福を祈り、感謝の気持ちを表す意味が込められています。その中でも初盆に用いられる提灯が白色なのは、亡くなって間もない故人を清浄無垢な気持ちで迎えるという意味があるからです。初めてのお盆でも故人が迷わずに帰ってこられるよう、玄関や部屋の窓際、仏壇の前に飾ります。
お盆の時期には毎年飾られる盆堤灯に対して、白提灯を飾るのは新盆の時だけで、お盆が終われば処分することになります。
盆堤灯の処分方法4つ
盆提灯の処分方法は大きく分けて4つあります。
- ・寺社のお焚き上げで処分する
- ・一般の家庭ごみとして処分する
- ・仏壇店に持ち込む
- ・不用品回収業者に依頼する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
寺社でのお焚き上げで処分する
現在では住宅事情や近隣への配慮の点で自宅でお焚き上げをすることが難しくなっていますが、近くの寺社でお焚き上げをしてもらうことができます。お焚き上げでは、気持ち分のお布施を納める形式が一般的です。
また、寺社によっては大晦日やお正月過ぎにどんと焼きを行っているので、そちらを利用する方法もあります。ただし、近隣や環境への配慮から、お焚き上げを行っていない場合もありますので、事前にお問い合わせをして確認してみた方がよいでしょう。
一般の家庭ごみとして処分する
近隣で引き取り手が見当たらず自宅で処分する場合は、お清めとして塩をひとふりしてから、白い紙に包んで処分します。その際、地域のゴミ分別方法に従って処分するようにしましょう。
仏壇店に持ち込む
盆堤灯の処分と買い替えをしている場合は、盆提灯を購入した仏壇店で引き取ってくれることがあり、そちらで買い替えまで行うのが効率的です。また、長年使っていて処分をするのをためらっていたり、新しく買い直す余裕がない場合、仏壇店に修理依頼をしてみるのもいいでしょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者とは、家庭で不用となった家具や家電、大量のごみなどをまとめて回収してくれる業者です。利用者の都合の良い日時に自宅まで回収に来てくれるので、大型の物や重量のある物、大量の不用品を手間なく処分することができます。
盆提灯だけでなく、その他の不用品もまとめて回収してほしい場合は、不用品回収業者の利用がおすすめです。
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まとめ
今回は、盆提灯を処分する方法についてご紹介しました。盆提灯の多くは、親戚や故人と親しかった方から送られた品物です。お品への想いをきちんと受けとめて自分が納得できる処分方法を選ぶようにしましょう。
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