引越しなどで不要になったガスコンロや故障してしまったガスコンロの処分方法で困っている人は多いのではないでしょうか。
粗大ゴミとして処分できるのか、処分する際に注意点はあるのかなど、気になりますよね。
また古いガスコンロは、使用し続けると危険なものもあります。
そこで本記事では、ガスコンロを処分する7つの方法とタイミング、処分する際の注意点について解説していきます。
こんにちは。
コブツマニアの榛田(はりた)です。いざ処分するとなると方法に困るガスコンロ。安全で正しい処分の方法をご紹介します。
目次
ガスコンロの種類
まずは、ガスコンロの種類から紹介していきます。
ガスコンロは、大きくわけてテーブルコンロとビルトインガスコンロの2種類があります。
テーブルコンロ
テーブルコンロとは、コンロ台の上に設置する一般的な据え置きタイプのコンロです。
ホームセンターやネットなどで購入でき、自分で設置や取り外しすることもできます。
そのため、処分も比較的簡単に行えます。
ビルトインガスコンロ
ビルトインガスコンロは、システムキッチンに組み込まれているタイプのコンロです。
機能性が高く魅力ですが、設置や取り外しには、ガスホースの接続部分を工事する必要があるため、資格が必要です。
外す場合も同様であるため自力では処分できません。業者に依頼するようにしましょう。
ガスコンロを処分するタイミング
ガスコンロを処分するタイミングは、購入してから10年程度と言われています。
あくまでも10年というのは目安で、コンロの使い方によっては寿命が短くなることもあるため注意が必要です。
なかなか火がつかなかったり点火した時に大きな音がしたりする場合は、修理に出すか処分した方が良いでしょう。
古いガスコンロをメンテナンスせずに使い続けていると、以下のようなリスクがあります。
- ・ガス漏れによる火災
- ・異常着火による爆発の危険性
- ・不完全燃焼による一酸化炭素中毒
安全装置がついていないガスコンロは使用せずに処分しよう
2008年10月からガスコンロに調理油過熱防止装置と立ち消え安全装置をつけることが義務化されました。
他にも、検知機能や消化機能などの安全装置が付いているガスコンロもあります。
安全装置をつけることが義務になった理由は、火災の原因の多くがガスコンロからの出火によるものだったからです。
もし自宅に安全装置のない古いガスコンロがあった場合には、使用を中止して処分をしたほうがいいでしょう。
ガスコンロを処分する際の注意点
ガスコンロを処分する際は引火しないよう、注意する必要があります。
必ず元栓を閉めてからガスコンロを取り外してください。
また、ガスホースの中にあるガスは使い切ることが大切です。
もし、ガスホースが硬くて抜けない場合は、ハサミやカッターなどで切断すると良いです。
ガスコンロを処分する方法
ガスコンロを処分する方法は、自治体での処分から業者に依頼するなどさまざまです。
ここからは、ガスコンロの7つの処分方法を解説していきます。
粗大ゴミに出す
ガスコンロは粗大ゴミとして処分できます。
主な自治体での処分方法は、以下の手順です。
- 1.電話もしくはインターネットでガスコンロの回収を申し込む
- 2.コンビニあるいは指定の店舗(自治体により異なります)で粗大ゴミ処理用のシールを購入する(大阪市の場合、処分の際に400円の費用がかかります)
- 3.ガスコンロに処理用のシールを貼り、指定の日時、場所に持っていく
自治体によってルールが異なる場合もあるので、事前に各自治体のホームページで確認しておきましょう。
粗大ゴミとして処分するメリットは、費用が安いことです。
ガスコンロを粗大ゴミで出す場合には、500〜1,000円で処分できます。
一方でデメリットは、処分までに時間がかかることです。
電話かネットで依頼してから処分するまでの期間は、2〜3週間を目安にしておきましょう。
リサイクルショップに売却する
状態が良く、安全装置のついているガスコンロであれば、リサイクルショップに売ることもできます。
保証書や取扱説明書がある場合やガスコンロの掃除をして綺麗にしておけば、高値で売却できる可能性もあります。
リサイクルショップに売却するメリットは、処分時の費用がかからないうえに、お金に変えられることです。
出張買取や宅配買取サービスがあるリサイクルショップであれば、お店に足を運ばなくても良いので便利です。
反対にデメリットは、リサイクルショップによっては安値で査定される可能性があること。
売却相場を事前にチェックし、適正な価格で買い取ってもらいましょう。
フリマアプリ・ネットオークションで売却する
フリマアプリやネットオークションでもガスコンロは売却できます。
ガスコンロの状態がわかるように写真を数枚撮ったり、説明を詳しく書いたりすることで、買い手が見つかりやすくなります。
フリマアプリなどを利用するメリットは、自分の好きな値段に設定できることです。
とはいえ、適正価格で販売しないと、購入されないので注意してください。
デメリットは、すぐに売却できない可能性があることです。
フリマアプリやネットオークションで出品しても、すぐに購入されるとは限らないので、ガスコンロをすぐに処分したい人は向いていない方法です。
買い替えの際、販売店に引き取ってもらう
販売店で新しいガスコンロを購入する時に、処分したいガスコンロを無料で引き取ってもらえる可能性もあります。
カインズでは、対象商品であれば購入と同時に、不要になったものを無料で引き取ってもらえるサービスがあります。
処分時に費用がかからないことが大きなメリットです。
一方、自分で店舗まで運ばないといけないというデメリットもあります。
引越し業者に引き取ってもらう
引越し時にガスコンロの処分を考えている場合は、大手の引越し業者の引き取りサービスを活用するのもおすすめです。
メリットは、引越しと不用品の処分が一度にできることです。
引越しセンターによっては、不用になったガスコンロを無料で処分してもらえます。
地方にある中小の引越し業者は、引き取りサービスがない場合もあるので、ホームページなどで確認しておきましょう。
友人や知人に譲る
もしガスコンロが欲しいと言う友人や知人がいたら、譲ってあげるのも良いでしょう。
無料でガスコンロを処分できるうえに、ガスコンロを譲った人も喜んでくれます。
しかし、友人や知人とトラブルになる可能性もあるので、トラブルを防ぐためにも、ガスコンロの状態などの説明は、必ずしておきましょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼するのも、おすすめの手段です。
ガスコンロの取り外しから対応してもらえるので、安心して任せられ、手間もかかりません。
またガスコンロだけでなく、その他の不用品も同時に回収してもらえるので、まとめて回収して欲しい物がある場合は、不用品回収業者の利用がおすすめです。
費用相場を知りたい場合は無料の簡単見積もりが便利です。お持ちのガスコンロの回収料金がすぐにわかりますよ。
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まとめ
どのガスコンロにも寿命があります。
古いガスコンロを使い続けていると、火災の原因になる危険性があるので、早く処分しましょう。
今回はガスコンロの処分方法を7つ紹介しました。
それぞれのメリットやデメリットを比較して、自分に合った方法でガスコンロを処分しましょう。
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