石油ファンヒーターの処分方法5つ|灯油の捨て方や注意点もご紹介

最終更新日:2023.05.11
石油ファンヒーターの処分方法 灯油の捨て方や注意点もご紹介

冬の暖房器具として活躍する石油ファンヒーター。寿命は約8年程といわれており、故障箇所や程度にもよりますが、故障したまま使用し続けると火災などの恐れもありますので注意が必要です。
壊れてしまったもしくは使わなくなった石油ファンヒーターを処分したいと思っても、どうやって処分したら良いか分からないという人も多いでしょう。この記事では石油ファンヒーターの処分方法5つをご紹介しますので、注意点なども確認し、正しく処分しましょう。

こんにちは。
コブツマニアの榛田(はりた)です。冬になると石油ファンヒーターを使用するご家庭も多いでしょう。しかし処分の方法がよく分からない、灯油はどうしたら良いのだろうと悩んでしまうこともあると思います。この記事では、灯油の捨て方も含め石油ファンヒーターの処分方法をご紹介しています。処分をお考えの際はぜひ確認してみてください。

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石油ファンヒーターの処分方法5つ

石油ファンヒーターを処分する方法は、次の5つです。

  1. 1.粗大ごみとして処分する
  2. 2.家電量販店で引き取ってもらう
  3. 3.リサイクルショップに売る
  4. 4.フリマアプリで売る
  5. 5.不用品回収業者に依頼する

それぞれの特徴を確認してみましょう。

粗大ごみとして処分する

地域によって異なりますが、多くの自治体では、石油ファンヒーターは粗大ごみに分類されます。また30cm以下の物は不燃ごみ、30cm以上の物は粗大ごみとしている自治体が多いです。

粗大ごみを出す時は以下の流れで行います。
(1)お住まいの自治体ホームページなどから粗大ごみ受付センターに連絡し、石油ファンヒーターを処分することを伝えます。併せて処分費用を確認しましょう。
(2)お近くの郵便局またはコンビニでごみ処理券を必要な枚数購入します。
(3)ごみ処理券に必要事項を記入し、処分する石油ファンヒーターに貼り付け指定場所に置きます。
自治体によって異なるところもありますので、お住まいの地域の自治体ホームページなどで確認しましょう。

<例>大阪市の場合
大阪市でも石油ファンヒーターは粗大ごみに分類されます。処分費用は400円です。

家電量販店で引き取ってもらう

家電量販店で新しい石油ファンヒーターを購入する際に、古い物を引き取ってもらうこともできます。店舗によって異なりますが、概ね無料~2000円程度で引き取りを行っています。新しい物を購入せず引き取りのみでも可能な店舗もありますので、最寄りの家電量販店に問い合わせるとよいでしょう。

<大手家電量販店の石油ファンヒーター引き取り例>
ケーズデンキ→  2200円で引き取り(自宅まで引き取りの場合は別途出張費がかかる)
ヨドバシカメラ→ 2200円で引き取り(石油ファンヒーターは宅配便リサイクル対象外)
エディオン→   2200円で引き取り
ビックカメラ→  購入商品と同一の場合は引き取り無料
※ヤマダ電機は現在石油ファンヒーターの引き取りは行っていません。
※引き取りを行っていない店舗や古い型などの回収をしていない店舗もありますので、事前に確認しましょう。

リサイクルショップに売る

比較的新しい物であれば、リサイクルショップで売ることもできます。製造年が古いと引き取ってもらえないことがありますので、あらかじめメーカーや型、製造年を確認しておきましょう。(目安は製造5年程度までの物です)
お近くのリサイクルショップに持っていき査定してもらう、もしくはネットでできる店舗であればネットで査定を依頼しましょう。

直接リサイクルショップに持っていく際は、査定不可となった場合や査定金額が納得いかなかった場合に、また持ち帰らなければなりません。また石油ファンヒーターのように季節が関係する商品はシーズンによっては査定してもらえないこともありますので、事前に問い合わせしましょう。

フリマアプリで売る

状態が良い物であればフリマアプリで売ることもできます。スマホで気軽にできるのがメリットですが、写真の掲載や商品説明を分かりやすく丁寧にしていないと買い手とトラブルになることもありますので、気を付けましょう。
フリマアプリの場合、買い手がすぐにつかないこともあるため、すぐに処分したいと考えている人には向かない方法です。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者とは家庭で使わなくなった家具や家電、不用品、ごみなどをまとめて回収してくれる業者です。指定した日に自宅まで取りに来てくれるので、重量のある物や大きさのある物でも手間がかかりません。ただし1点だけの依頼だと費用が高くつくことがあるため、いくつかまとめて依頼するとお得です。

「じゃあ、うちのファンヒーターはいくらかかるんだろう?」という方は、てっとり早く見積もりだけを取り寄せることもできますよ。まずは相場を知っておきましょう。

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石油ファンヒーターを処分する時の注意点

石油ファンヒーターを処分する際は、発火などの恐れがあるため注意しなければならない点がありますので、確認しておきましょう。

灯油を出しておく

ファンヒーターの中の灯油はすべて出しておく必要があります。方法は以下の通りです。

使い切る

灯油を使い切ってしまう方法です。石油ファンヒーターの説明書などを確認して安全に使い切るようにしましょう。

ガソリンスタンドに持っていく

ガソリンスタンドはガソリンなどの危険物を取り扱っており、灯油も適正に処分してくれます。無料で引き取ってくれるとこをもありますが、なかには料金が発生するところもありますので、持っていく前に最寄りのガソリンスタンドに確認しておくと良いでしょう。
運ぶ際は、灯油をこぼさないようボトルなどにきちんと入れて安全に運びましょう。

来シーズンまで保存できない

灯油は夏の気温上昇や湿気で劣化してしまうため、来シーズンまで保存することは難しいです。取っておかず処分するようにしましょう。

乾電池を抜いておく

乾電池はそもそも通常のごみではなく乾電池リサイクルBOXなどに回収することになっていますので、乾電池は事前に抜いておきましょう。また来シーズンまで石油ファンヒーターをしまっておくといった場合も液漏れなどを防ぐために抜いておくと良いです。

まとめ

石油ファンヒーターの処分方法を粗大ごみ、家電量販店に引き取ってもらう、リサイクルショップ・フリマアプリなどで売る、不用品回収業者に依頼するなど5つご紹介しました。
石油ファンヒーターは灯油の処分も正しく行わなければならないので、注意点をよく確認し、正しく安全に処分しましょう。

榛田圭悟の顔

監修:榛田 圭悟

これまでにコブツマニアで700件以上の遺品整理を担当。特殊清掃、リフォーム、骨董品買取など幅広い経験を重ねた上で知識を取得し、お客様に寄り添った仕事をモットーとしている。一般社団法人 遺品整理士認定協会「遺品整理士」を所持。

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