空気清浄機を自分で捨てる方法│捨てる費用や流れを解説

こんにちは。
コブツマニアの榛田（はりた）です。家電製品は捨て方に悩みますよね。空気清浄機を捨てるのに適切な方法をご紹介します。

空気清浄機の捨て方

空気清浄機をごみとして捨てる場合、多くの自治体では粗大ごみに分類されます。
粗大ごみとは、一辺が30cm以上ある大型の廃棄物です。
ほとんどの空気清浄機は一辺が30cm以上あるため、基本的には粗大ごみとして捨てることになります。

しかし、粗大ごみに分類されるかどうかは、各自治体によって判断されるので注意が必要です。
捨てる前には、住んでいる地域の自治体に必ず確認するようにしましょう。
また、捨てる以外にも回収を依頼する方法や、リサイクルショップ・フリマアプリで売る方法もあります。

空気清浄機を粗大ごみで捨てる手順

空気清浄機を粗大ごみで捨てる手順は、以下の通りです。

1. 1.電話もしくはインターネットで自治体に廃棄する日程の予約を入れる
2. 2.廃棄物に合った料金の「粗大ごみ処理券」をコンビニなどの販売店で購入する
3. 3.1で予約した日に指定場所へ空気清浄機を運ぶ

粗大ごみで捨てる方法は費用が安く、自治体が対応してくれるので安心して依頼できるのがメリットです。
デメリットは、自分で申し込みする手間がかかることです。
日程の予約や処理券の購入など、処分する手間を省きたい方には、不用品回収業者・家電量販店に回収してもらう方法をおすすめします。

空気清浄機を粗大ごみで捨てる費用

粗大ごみを捨てるには、処理券を購入する必要があります。
キャリーケースを捨てる際の費用は自治体によりさまざまです。
大阪市の場合、空気清浄機を粗大ごみとして捨てるのに200円が必要になります。
コンビニなど指定の販売場所で、200円分の粗大ごみ処理券を購入し、必要事項を記載して廃棄する流れです。
費用は各自治体によって判断されるため、お住まいの地域での処分費用をご確認ください。
処分費用は、自治体のホームページや、各家庭に配布される資料などで確認することができます。
不安な方は、日程の予約に合わせて担当者に質問してみましょう。

30cm未満の小型な空気清浄機は燃えないごみ

もし捨てたい空気清浄機が30cm未満の小型製品なら、粗大ごみではなく燃えないごみとして捨てることができます。
燃えないごみとして捨てる場合、廃棄日の申請や費用がかかりません。
各自治体での廃棄日に沿って、燃えないごみとして廃棄するだけです。
手軽かつ楽に捨てられる方法ですが、燃えないごみの日は1ヶ月のあいだに数日と限られている自治体も多いため「捨てるのを忘れてしまった…」となりやすい面もあります。
燃えないごみとして捨てるのを忘れてしまう・面倒と感じる場合は、回収依頼や売却も視野に入れてみてください。

自分で捨てる以外の空気清浄機の処分方法3つ

空気清浄機の処分方法には、自分で捨てる以外には下記の3つがあります。

• ・不用品回収業者に依頼する
• ・家電量販店に依頼する
• ・売って処分する

それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

空気清浄機の回収を不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者では空気清浄機の運び出しから処分まですべてを依頼できるので、「手間なく楽に処分したい」と考えている方に向いています。
早ければ即日対応可能な場合もあるため、手早く処分を済ませたい方にもおすすめです。

デメリットは、処分に必要な行程をすべてお任せする分、どうしても費用が高くなります。
さまざまな不用品をまとめて回収してくれるため、不用品がたくさんある方だと、1点のみ回収してもらうよりもお得に利用可能です。

「実際回収にいくらかかるの？」という方はぜひ無料見積もりをご利用ください。たった10秒で簡単に空気清浄機の回収料金相場がわかりますよ。

空気清浄機の回収を家電量販店に依頼する

家電量販店では、小型家電リサイクル法の対象商品の回収を行っています。
小型家電リサイクル法とは、家電に含まれる有用資源のリサイクルを推奨するために制定された法律です。
空気清浄機は小型家電リサイクル法の対象商品のため、多くの家電量販店で回収してもらえます。

新しい空気清浄機の購入と、古い空気清浄機の処分が同時に済ませられるため、スムーズに処分できる方法です。
ただし、新しい商品の購入者が対象になっていることが多く、空気清浄機をもう置かない予定の方だと利用しにくいのがデメリットになります。

今回は、3店舗の家電量販店をご紹介します。

ケーズデンキ

ケーズデンキでは、不要になった家電の回収を有料で行っています。
空気清浄機は中型品目に分類され、回収費用は1,100円(税込)です。
購入した家電のお届けには費用がかかりませんが、引き取りサービス利用のみの出張訪問には、出張料金が別途発生します。

エディオン

エディオンでは、各店舗(フランチャイズ店舗を除く)で家電の回収を実施中です。
回収は有料で、料金はサイズごとに定められています。
空気清浄機の場合、小型家電に分類されているため、処分費用は550円(税込)です。
しかし、縦＋横＋高さの合計が120cm以下・重さが10kg以下の商品に限定されているため、それ以上のサイズであれば処分費用が変動します。

ビックカメラ

ビックカメラでは、商品配送時・設置工事時に、購入商品と同一商品を無料下取りしています。
空気清浄機は設置工事不要のため、商品配送時の下取り対象商品です。
下取りする空気清浄機は動作しなくても問題ないため、壊れた空気清浄機でも回収してもらえます。
店舗限定サービスのため、通信販売で新しい商品をお買い上げされた方は利用できません。

空気清浄機を売って処分する

壊れておらず、まだ使える空気清浄機なら、リサイクルショップに売るのも一つの方法です。
ただし、空気清浄機は室内の空気をきれいにするのが目的のため、古い物・汚れが目立つ物は売れない場合があります。

売れる空気清浄機の特徴は、以下の通りです。

• ・製造から5年以内の新しい型
• ・販売価格が高い商品
• ・外箱や説明書が揃っている

メーカーなら「ダイキン」や「パナソニック」「日立」など、国内人気の高いメーカーだと高値で買取してもらえる可能性があります。

売る方法は、以下の2つです。

• ・リサイクルショップ
• ・オークション、フリマアプリ

それぞれの特徴をご紹介します。

リサイクルショップ

リサイクルショップでは商品の状態を細かくチェックし、状態が悪い商品は買取価格の減額・買取不可の対応にしています。
本体に付着した汚れ・ホコリは事前に落としておきましょう。

また、リサイクルショップでは商品の需要が高まる時季に合わせて、季節商品の高価買取をしています。
空気清浄機は花粉シーズンや風邪が増える時季に需要が高まるため、冬の前や春の前を狙うと高値で売れる可能性があります。

わたしたちコブツマニアでも中古の空気清浄機の買取を行っております。
空気清浄機の買取価格などの詳細は「空気清浄機の出張買取」ページでご確認いただけます。

オークション、フリマアプリ

リサイクルショップでは、製造年が古い家電を買取不可にすることも少なくありません。
その点、オークション・フリマアプリなら、多少古い型でも価格を安くすれば売れる可能性もあります。
リサイクルショップに持ち込みしたけど買取してもらえなかった場合は、オークション・フリマアプリがおすすめです。
その代わり、売れるまでは在庫を自分で確保しなければいけないため、すぐに荷物を片付けたい方には不向きな方法になります。

まとめ

空気清浄機を捨てるには、自分で捨てる・回収を依頼する・売るの、大きく分けて3つの方法があります。
そのなかから、「早く捨てたい」「手間なく処分したい」など、自分の希望に合った方法を選ぶことが重要です。
費用や処分までにかかるスケジュールを参考に、どの方法が自分に合っているのかを比較してみてください。

監修：榛田 圭悟

これまでにコブツマニアで700件以上の遺品整理を担当。特殊清掃、リフォーム、骨董品買取など幅広い経験を重ねた上で知識を取得し、お客様に寄り添った仕事をモットーとしている。一般社団法人 遺品整理士認定協会「遺品整理士」を所持。