余計な物のないシンプルな部屋での生活は憧れますよね。なのに、気が付くと部屋の中に物があふれている、でも断捨離をする勇気がなかったり、子育てや仕事で時間を作れなかったりと、なかなか物を捨てることができずにいる人も多いでしょう。そんな人にオススメなのが「一日一捨て」という習慣です。これによって「捨てる習慣」を身に着けることができます。
こんにちは。
コブツマニアの榛田(はりた)です。この記事では「一日一捨て」の習慣を身につけて断捨離するコツを解説します。
目次
「一日一捨て」とは?
「いらないものを1日ひとつ捨てる」という習慣です。忙しい人や片付けが苦手な人も「ひとつだけならできるかも」と気負わず始められるのが、大きなポイントです。断捨離は時間と労力がかかると感じている人も多いと思いますので、毎日の朝の身支度や帰宅後の習慣に追加してみると良いでしょう。また「一日一捨て」を無理なく続けていくには、30秒~1分以内でサッと捨てるように心がけましょう。
「一日一捨て」のコツ
いらない物をひとつゴミ箱に捨てるというシンプルなものですが、続けていくためのコツがいくつかあります。これから始めてみようという人はぜひ参考にしてみてください。
捨てやすい物から捨てよう
まずは深く考えずに、捨てやすい物つまり「明らかにいらない物」を捨てていきましょう。例えばチラシや財布の中にあるレシートなどです。気分が乗っている時はひとつ以上を捨ててももちろん大丈夫です。逆に疲れている時は、レシート1枚でも良いのです。ひとつ捨てられた自分を褒めるようにすることが大切です。
まずは自分の物から捨てよう
断捨離や片付けをする中でありがちなのが、家族の物を捨ててトラブルになることです。家族にストレスを与えてしまうとともに、自分のやる気がなくなってしまうこともあるので、良くありません。家族の物が目についたとしても、まずは自分の物から捨てていくようにしましょう。家族にも協力して欲しいと思っても、無理強いするのではなく、家の中の物が少なくなり、居心地の良い空間になっていくことを実感してもらうほうが、相手もやる気になってくれるケースが多いです。お互いストレスなく進めるため、まずは自分の物、リビングや洗面所などの共有スペースから始めてみましょう。
判断がつかない物は一旦隠しましょう
判断がつかない物で多い物といえば、子供のおもちゃなどがあげられます。例えばお子様ランチや・ファーストフード店でもらえるおもちゃや、おかしのおまけのおもちゃ、また最近多いのはバスボールのおもちゃなど、その時は楽しそうに遊びますが、時間の経過とともに興味がなくなることもしばしば。しかし「最近興味がなさそうだから」「全然遊んでないから」といって捨ててしまうと、「あのおもちゃどこ?」と急に遊びたがったり、無くなって泣き出してしまったり、ということはよくあることできごとです。「このおもちゃは捨ててもいいかな?」と思ったら、すぐには捨てずに一旦隠しておき、しばらく様子を見ると良いでしょう。
買い直せない物は捨てない
結婚式のブーケやアルバム、手紙・メッセージカード、贈り物といった思い出の品など、「同じ物を買い直せない」という物は慎重に判断するようにしましょう。時間の経過により、思い入れがなくなるものもありますが、なかには見返すことで元気になれる物もあります。そういった物はあえて部屋に飾るなどしても良いかもしれません。
「一日一捨て」の始め方
「始めよう!」と思った瞬間からスタートできるのが、「一日一捨て」です。この記事を読んでいる今も、ちょっと周りを見渡してみましょう。テーブルに置いたままになっているチラシ、財布の中のレシート、冷蔵庫の中の賞味期限切れの食材、しばらく使っていないコスメ、傷んできた歯ブラシなどなど。目につく物がひとつはあるでしょう。またそばに落ちているゴミをゴミ箱へ捨てるだけでも、「一日一捨て」のスタートです。大切なのは「今日も何かをひとつ捨てられた」「少しでも片づけられた」という意識と習慣です。
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モチベーションはどう保つ?
「一日一捨て」を続けるには、「部屋がキレイになっている」という実感が必要です。始める前に部屋の写真を撮っておいたり、インスタやTwitterに捨てたものをアップしたり、メモに残しておくなどしておくと、「物がなくなっている」という実感をもつことができます。そして疲れている時は、バッグの中の紙くず一つ、レシート1枚だけなど無理なく続けるようにしましょう。「今日もひとつ捨てられた」と前向きな気持ちが、モチベーションを保ち続ける秘訣です。
まとめ
物が少ない部屋は、実は掃除もしやすく家事も効率的に行えます。なにより見た目がスッキリするので、気持ちが良いでしょう。忙しくて時間がないから、なかなか断捨離する勇気がないからといった理由で、いらない物を捨てることができなかった人も、気軽に「一日一捨て」を始めてみてはいかがでしょう。
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