リフォームや引越し、実家じまいなど、様々な理由で不要になってしまったタンス。運び出すのも大変なので、処分するにも一苦労でしょう。
この記事では、手間をかけずにタンスを処分する方法を紹介します。
こんにちは。
コブツマニアの榛田(はりた)です。衣類や小道具を保管するために使われるタンス。不要になったからといって、すぐに処分できるものでもありません。この記事では、タンスを処分する方法やコツだけでなく、費用も解説します。
目次
粗大ゴミとして出す
「邪魔になった大型のタンスを手放したいけれど、出来るだけ費用をかけたくない」
このようにお考えの方は、粗大ゴミで出す方法が一番おすすめです。自治体が運営しているということもあり「安くて安心できる処分方法」と言えます。
ただし、回収場所まで自力で運び出さなければならないため、人手や体力が必要です。
費用
例えば、コブツマニアのある大阪市で粗大ゴミとして出すときの料金は以下のとおりです。
回収品目 | 料金 |
---|---|
たんす(幅・奥行・高さの合計が2メートル未満) | 400円 |
たんす(幅・奥行・高さの合計が2メートル以上2.5メートル未満) | 700円 |
たんす(幅・奥行・高さの合計が2.5メートル以上) | 1,000円 |
参考:「粗大ごみ処理手数料一覧表」 ※2021年1月現在
粗大ゴミに出すと、非常に安価でタンスを手放すことができます。
粗大ゴミに出す方法
- 粗大ごみ処理券を指定のコンビニなどで購入する
- ネットか電話でゴミの収集日を予約する
- 収集日当日に指定の場所に運び出す
注意点:回収してもらうには予約が必要なため、地域や時期によっては希望日に回収が間に合わないことがあります。
とくに、引越しシーズンや年末年始などの繁忙期は2週間以上予約が取れない場合もあるため、早めに予約しましょう。
【粗大ごみの申し込み方法/関西】
大きい車やトラックを用意できるのであれば、クリーンセンター清掃工場まで持ち込めば、より安価で回収してもらえる場合もあります。
地域によって回収してもらえるかどうかや、回収費用が異なるため、お近くの自治体のホームページをチェックしてみてください。
>>あわせて読みたい「不要になった家具の処分方法4つ|捨て方と料金相場を徹底解説」はこちら
タンスの運び出しには注意が必要
タンスの処分で一番大変なのは搬出です。
婚礼箪笥など大型のタンスは二階に設置されていることが多く、「搬入する際に階段からではなく二階の窓から吊り下げて入れた」というケースも少なくありません。
二階に設置されている場合は、搬入した時と同じように窓から出すか、解体してから搬出する必要があります。とはいえ、自力で窓から吊り下ろすのはあまり現実的ではないので、解体して出すのが無難でしょう。
階段から大型タンスを運び出すときは、怪我にご注意ください。「まあ大丈夫だろう」と安易に進めてしまうと大怪我をする危険があります。
必要な人員を確保し、引き出しをテープで塞ぐなど、しっかりと準備をしてから運び出すようにしましょう。運び出しを手伝ってくれる人がいない場合は、後述の「プロの業者に依頼する」という方法がおすすめです。
リサイクルショップで買い取ってもらう
「処分の費用はかけたくないし、売れるものなら売りたい」
このようにお考えの方は、家具の買取を行っているリサイクルショップに持ち込むという手もあります。ただ処分するのではなく、次の利用者に役立ててもらえるので、大切にしていたタンスも手放しやすくなるのが特徴です。
タンスってそもそも売れるの?
結論から申し上げますと、残念ながらほとんどのタンスは売れません。
一昔前までは、嫁いだ先に新婦が婚礼道具を一式持参して結婚生活をスタートさせるのが一般的でした。立派な婚礼箪笥の中に着物を入れて持って行ったものです。
しかし、今では着物を着る人が少なくなったことや、生活様式の変化でクローゼットが備わっている部屋が多くなったこともあり、すっかりタンスを買う人がいなくなりました。
当たり前ですが、使う人がいないと誰にも買ってもらえません。今では、タンスを「欲しい」という人よりも「売りたい」と思っている人の方が多いため、よほど価値のあるタンスでなければ売れないでしょう。
無料でも引き取りが難しい
粗大ゴミに出すにしても、運び出す際の労働力や処分費用など、様々な費用がかかります。そのため、無料でも引き取ってもらうのが難しいと言えます。
中には売れるタンスもある
先ほど述べたように、ほとんどのタンスは売れません。
しかし、お持ちのタンスが、
- 伝統工芸品としての和箪笥
- 有名家具ブランドのタンス
- 高級素材のタンス
- 希少な時代物のアンティーク箪笥
であれば、値が付く可能性はあります。
持ち込む前に、まずは近くのリサイクルショップに相談してみましょう。
プロの業者に引き取りを依頼する
自力でタンスを処分したくても、「自分だけではどうしても運べない」「運び出しを手伝ってくれる身内がいない」という場合は、粗大ゴミにも出すことができません。
そういった状況なら、思い切ってプロの業者に依頼するという手もあります。
運び出しから処分まで業者が全て行ってくれるため、その分費用はかかりますが、粗大ゴミの回収日を予約したり、自分で移動させる労力が不要です。
一番手っ取り早く片付きますし、何より自分で運び出さずに済みますので、二階に置いていようが、問題ありません。
タンスの回収にかかる費用
不用品回収業者にタンスの回収を依頼した場合、業者にもよりますが、タンス一点のみの回収費用相場は約3,000円~10,000円程度です。ここからさらに基本料金(人件費+移動費)が発生します。
一般的に不用品の回収や片付けをしている業者は、人件費、移動費、そしてトラックの積載量で料金を決めています。そのため、タンスのみの回収を希望する場合は、少し費用が高くついてしまいます。
引越しやリフォーム、実家じまいのタイミングだと、タンス以外にも、例えば食器棚やソファなどの不要な大型家具が出ることがあるでしょう。また、タンスの中身ごと処分したいというケースもありえます。
業者に回収を依頼するなら、タンス一点のみの引き取りよりも不要な大型家具・家電の回収をまとめて依頼する方がお得になります。
タンスやそれ以外の物の回収にかかる費用を大体知っておきたい場合は無料で見積もりだけすることも可能です。
最短10秒でできるのでやってみましょう。
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<費用の一例>
・軽トラック1台分で27,500円(税込)~33,000円(税込)程度。
軽トラックの大きさは押入れ~1Kくらいです。
・2トン平トラックで66,000円(税込)~77,000円(税込)程度。
※入る物の量は、品物のサイズにもよりますが、
- シングルベッド×1
- ファミリー用冷蔵庫×1
- 自転車 ・洗濯機 ・メタルラック
- 洋服タンス ・ハンガーボックス
- 上記プラス段ボール20個
など、一人暮らしやカップルの引っ越しに使う程度の量は入ります。
不要なタンスを回収してくれる引越し業者も
引越しの際に不要なタンスが出た場合、不用品の回収も行っている引越し業者にお願いすれば、有料で引き取ってくれる場合もあります。
回収を引越し業者に依頼すれば引越しと同時に手放すことができるため、手間が省けて良いですよね。
依頼する予定のある引越し業者が決まっている場合は回収もやっているか聞いてみてください。
どんなサービスを提供しているかや、回収にかかる費用は業者によって異なるため、依頼する前にしっかりと確認しましょう。
タンスの中の着物
タンスの中に入っている着物ごと手放したい場合、買取を行っている片付け業者に着物の鑑定もあわせて依頼するのがおすすめ。
一回で全て手放せる上、着物に値段がついた場合はタンスの引き取り費用をまかなえるというメリットもあります。
まとめ
処分したいのがタンスだけで、出来るだけ費用をかけたくないという場合は粗大ゴミに出す方法が一番おすすめです。
タンス以外にも回収してもらいたい家具や家電があったり、タンスの中に入っている着物も手放したいという場合は、買取・片付けができる業者に依頼するという方法もあります。
まずは無料のお見積もりを利用して費用を確認してみましょう。
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