多くのご家庭で冬にエアコンの暖房機能が使われています。寒い日が続くと毎日、しかも長時間使用するため、「暖房が効かなくなった」ということもあるでしょう。加えて原因や対処法が分からないとお悩みの人もいます。
この記事ではエアコンの暖房が効かない原因と対処法をご紹介しています。暖房が効かない場合は確認してみてください。
こんにちは。
コブツマニアの榛田(はりた)です。寒い冬に欠かせないエアコンの暖房ですが、毎日使っていると、ふと部屋が暖まっていないと感じることも。この記事ではエアコンの暖房が効かない原因とその対処法や暖房の効きを上げる方法などをご紹介していますので、エアコンの効きが悪いと感じた際はチェックしてみましょう。
目次
エアコンの暖房が効かない原因6つ
エアコンの暖房が効かない原因は次の6つが考えられます。
- 1.リモコンの設定が違う
- 2.温かい空気が上に溜まっている
- 3.霜取り運転をしている
- 4.室内機の不具合
- 5.室外機の不具合
- 6.温度センサーが故障している
それぞれの原因や対処法をご紹介していきます。
リモコンの設定が違う
まずリモコンの設定を見て、冷房や送風、除湿など暖房以外の運転モードになっていないか確認してみましょう。また設定温度が低くなってないか、風量が弱くなってないか、風向きが上向きになってないかをリモコンを見て確認してみましょう。
温かい空気が上に溜まっている
単純に温かい空気が上に溜まっていることが原因の場合もあります。古いエアコンにありがちな現象で、温かい空気が上に溜まっている状態だと部屋全体は暖まりません。
立ち上がり手を上の方に伸ばしてみて空気が温かい場合は、サーキュレーターや扇風機などを使って部屋の空気を循環させる必要があります。
霜取り運転をしている
霜取り運転は、どのエアコンにもついている機能で、室外機の熱交換器は冷たい風を吹き出すためとても冷たくなっており、そこに霜がついてしまいます。霜がついたままだと暖房機能が弱まるため、霜取り運転で霜を取る必要があります。霜取り運転がされている間は、温風が出ていない状態になります。
温風が急に止まり、15分程経ったあと運転を再開した場合は、霜取り運転をしている可能性がありますので、様子を見てみましょう。また特に雪が多く降る地域などは霜がつきやすいため、高い位置に室外機を設置する、専用のカバーを取り付けるようにしてみましょう。
室内機の不具合
室内機に不具合があると、暖房が効かなくなることがありますので、以下の点を確認しましょう。
フィルターが汚れている
フィルターが汚れていると空気を吸い込む機能が低下し、風量が弱くなります。前面のパネルを開けてフィルターが汚れていないかチェックしてみましょう。汚れている場合は、フィルターの掃除・お手入れをしましょう。
また自動でフィルターを掃除する機能がついているエアコンの場合は、ダストボックスに埃が溜まっていないかも確認すると良いです。
吹き出し口が塞がれている
室内機の吹き出し口がカーテンや家具などで塞がれていないかも確認してみましょう。何か障害物があると、運転の妨げになってしまい充分に部屋を暖めることができなくなります。吹き出し口に何か塞がっている物がある場合は、取り除きましょう。
室外機の不具合
室外機に何か不具合があると暖房が効かなくなることがあります。以下の点をチェックしてみましょう。
室外機の近くに物を置いている
室外機の周辺に物を置いてないか、吹き出し口を塞いでないかチェックします確認してみましょう。特に吹き出し口が塞がっていると運転効率が下がりますので、吹き出し口前は30cm以上あけておくようにしましょう。
直射日光が当たっている
室外機に直射日光が当たってしまうと熱くなってしまい、その熱を出すためにより多くの電気を使うことになり、暖房の効きが悪くなることがあります。室外機カバーを取り付けたり、ベランダにすだれを設置したりすることで直射日光を防ぐことができます。
ごみが溜まっている
吹き出し口やファンが埃だらけになっていると、暖房が効かないことがあります。室外機に埃などが溜まっている場合は掃除をしてきれいにしましょう。また裏側もごみが溜まりやすいので定期的に掃除をすると良いでしょう。
温度センサーが故障している
一般的なエアコンは吹き出し口に温度センサーが取り付けられています。リモコンについている製品もあるため自宅のエアコンはどうか確認してみましょう。
温度センサーは温度変化を感知し室温を管理しているため、故障すると暖房に設定しても冷たい風が出てしまうことがあります。温度センサーにごみや埃が溜まると正常に機能しなくなることがあるため、取り除く必要があります。
エアコンが動かない場合
そもそもエアコンが動いていない場合は、
- ・エアコンをリセットもしくは試運転をする
- ・ブレーカーを落とす
といった対応をしてみて再び動き出すか確認してみましょう。またフィルター等の清掃時に取付違いがなかったかなども確認しましょう。
エアコンの暖房の効きを良くする方法
エアコンの暖房の効きを良くすることで部屋を快適に温かく保つことができます。どういった対応をすればいいのか、見ていきましょう。
冷気を防ぐ
外からの冷気を防ぐために、隙間にテープをしたり、厚手のカーテンに変えたり、夜はしっかりカーテンをしめるなどの工夫や対策も効果的です。
空気を循環させる
サーキュレータや扇風機を使って空気を循環させることで部屋全体を暖めることができます。
他の暖房器具を使う
外気温が低い場合は、ホットカーペット、ヒーターやストーブなどといった他の暖房器具を一緒に使うようにしてみましょう。
故障の場合は業者に連絡または買い替えを
対策をしても効きが悪い、動かないという場合は故障している可能性が高いため、メーカーに相談もしくは買い替えを考えましょう。
故障箇所や修理代金によっては買い替えたほうが良い場合もありますし、新しい機種に変えた方が省エネ性能が高く電気代が安くなることもあります。
古いエアコンの処分に困ったら
古いエアコンの処分に困ったら不用品回収業者を利用するのも手です。不用品回収業者は家庭で使わなくなった家具や家電、不用品、ごみなどをまとめて回収する業者です。指定した日に自宅まで取りに来てくれるので手間がかかりません。
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まとめ
エアコンの暖房が効かない原因と対処法、暖房の効きを上げる方法などをご紹介しました。「暖房が効かない」と感じた際は、何が原因かをまずは確認しましょう。また寒い冬を暖かく快適に過ごせるよう、部屋の中を見渡し対処できるところがないかチェックしてみましょう。
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